あれ?これって渡に全力で謝らなければいけないヤツですか?
渡、ありがとうございます!! そしてごめんなさい!!
今回は90分使われるだけあって守備も頑張ってました!決勝ゴールもその献身性が報われたものだと思っています。これからも頑張って!
という事で、手の平クルーから始まりましたACLグループステージのホーム初戦。
本田がシュートを打つだけでメディアはそこしか使わない、ましてや得点でも決めようものなら完全に悪役はサンフレッチェになるので絶対に本田にボールを触らせてはいけない、と思ってましたが、見事に得点決められてズコーっとなりました。あの時の水本の戻りの遅さと言ったら…。
メルボルンビクトリーは川崎フロンターレみたいでした。なるべく中央でワンタッチで相手をいなしながら攻略してくる感じや、押し込んだ時のファーストディフェンスを素早くしてボールを回収するところなんか。
相手の時間は長かったのですが、本当に危険なシーンはほぼ無かった印象です。井林、荒木の安心感は近年のサンフレッチェには無かった気がします。ちなみに水本のところは素直に清水航平で良かったと思います。今、コンディションが良いから対人の強さ、ボールを持ち出す上手さ、攻撃への推進力があります。今後、間違いなくリーグでも絡んでくるでしょう。航平、良いぞ!航平!!
それはともかく、ボールを保持されて、アタッキングサードまで侵入されるとアタッキングされる可能性は格段に上がるわけなので、そこをどうやって繋いで自分達の時間を作るのか。相変わらず大きい課題だな、と思いました。
あとは良い時間帯に決め切る決定力ですよね。森島、パトリック共に完璧な決定機を迎えたわけですが、どちらも不発。あれが決まるかどうかでゲームの勝敗、もっと言えば今後の選手自身のサッカー人生にも関わってくるわけですから、猛省してしっかりとゴールを決める準備をして欲しい。
もっとも、そこ以外に関してはパトリックも森島も素晴らしい仕事をしていたとは思います。特にパトリックね。本当にあとは決めるところ。決定機で言えば、確実に得点に近づいてます。
東はゴールを決めただけ。まぁそれが全てでもありますが、90分間でもっとボールを引き出したり、パスミスを減らしたり、ドリブルで仕掛けて欲しい。あれだけミスをしていたら、真っ先に交代させられるのも致し方なし。ただ、シュートは今のところ、サンフレッチェのメンバーで一番上手いかな。
和田、松本大のダブルボランチはもっと相手に寄せて窮屈にしないと、簡単にボールを保持されてしまいます。食いついて裏を取られるのを怖がるのは判るけど、2人のところでどれだけパスコースを消せるかが、ボールを奪う狙いどころとなるわけですから、もっと周囲と連動してボールホルダーに寄せるべきでしょう。あとボールの配給がどちらも良くない。
城福監督、なかなか良いゲームをしたと思います。
傍目に見ても動きの悪い選手をどんどん代えていくからストレスも感じません。
同点にされた時は「ほらー!だから渡を早く野津田に替えれば良かったのにー!!」とか思ってましたが、結局ずっと最後まで手を抜かず走っていた渡は残して、その渡が決勝点を決めるわけですから、もう「ごめんなさい」以外に何も言えません。
一つ思ったのは、川辺がベンチにも入らないんだったら、リーグではフルで出して良かったじゃん、ていう事ぐらい。
それにしても最後のCKまでヒヤヒヤしましたが、何とかホームで勝利を挙げる事ができました。
しかもちゃんとスタメン総入れ替えを行った上でやれた事も手放しで称賛したいと思います。連戦ではありますが、疲れも最小限だと思います。荒木、井林、森島、清水、パトリックと出遅れたメンバーもコンディションが上がってきました。
この良いサイクルを維持して勝利を目指してもらえれば言う事なしです。
頑張れ!サンフレッチェ広島!!
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