「フィリピンのチームなら、さすがに勝てるでしょう?」と思っていましたが、カヤFCのざっくりとした記事を読む限り、「フィリピンのリーグを無敗で優勝、1試合平均で6点とか8点とか、日本人監督で日本人選手も多く所属…。」という情報しかなく、一気に不安になってきたACL2の初戦。
蓋を開けてみれば完勝でした。1~2度カウンターからヒヤっとする場面は作られたものの、ほぼ全ての時間帯でこちらがゲームを支配していたと思います。
相手がこちらをリスペクトし過ぎていたのか、後ろでガッチリ守る戦術できていたので、実際の攻撃のクオリティは分かりませんでしたが、個々の差では勝っていたのではないでしょうか。
サンフレッチェは控え選手の気合がハンパなかった気がします。
特筆すべきはイヨハ理ヘンリー、松本大弥、井上愛簾あたりじゃないですかね。(中島、満田あたりはレギュラーメンバーなので省く)
イヨハはマジで即レギュラーとしてササショーの代わりをしても良いぐらいの別格の仕事をしてくれたと思います。相手が相手なので、J1の強豪チーム相手にはまた違うかもしれませんが、この試合で目立っていたのは間違いなくイヨハだったと思います。個人的にMOM。
松本大弥も慣れないセンターバックとはいえ、十二分の働き。後ろからの組み立てが抜群に安定していました。急造ながら破綻を起こさないようにピンチの芽を摘んでくれたと思います。彼もアピールに成功した一人でしょう。
井上は若さ全開!でした。シュートは残念でしたが、前からの積極的な守備や、ボールの受け方とか目立ちました。シュートだけが…ですかね。FWなら枠に飛ばして欲しい。
逆にアピール失敗かな?と思ったのは青山、茶島あたりかしら。茶島は戻すボールばっかり。もっと縦に仕掛ける姿勢が欲しかった。後半からの交代も已む無し。
青山は試合勘なんでしょうか。ちょっと落ち着きがなかったのと目立たなかったですね。パスミスで何度かピンチも招きましたし。
ゴンサロ、トルガイ、中野とか後半からレギュラーメンバーも出してきましたが大丈夫かな?ゴンサロはコンディション調整の意味合いが強い気がしましたが、トルガイ、中野は稼働率が高め。
スキッベ監督はトルガイと中島を組み合わせた時間を長く取りたいんだろうなぁ、とは思いました。
さて、ACLEを観ていた私としては、木曜日開催という不思議な日程に怒りを覚えていましたが、対戦相手のクオリティの低さに助けられたと思います。
お陰で完全ターンオーバーをしつつ、しっかりと勝ち切る事もできました。
ACL2は控えメンバーにとってもアピールとなる大事な場。モチベーション高く挑んで欲しいですね。
さて、週末は大一番のマリノス戦です。ここでなんとか勝ち切って首位争いにしっかりと付いていきたいところ。
一部報道では「ヤン・マテウスが2025年には母国チームに行くかも?」と出ていましたが、明日帰って欲しかった…と思う次第です。
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