今から言うのは時期尚早かもしれませんが断言出来る気がします。
リーグ優勝、出来ません。
この2年間、同じ事を繰り返してきました。
「ここで勝てれば首位争いができる」
「ここで勝てれば首位に追いつく事ができる」
そういう大事な試合でことごとく負けるか引き分けてきました。つまり勝負弱い。これに尽きます。これは優勝できるようなチームではない。
得点を決めれば大迫が足を引っ張り、大迫がナイスセーブをすれば得点を決めない。守備と攻撃が足を引っ張り合ってどうすんの…
無敗がフォーカスされていますが、6分けって2勝4敗の勝ち点ですよ。その事をもっと強調した記事があっても良いのにね。
大迫は大反省ですね。まるで2年前に戻ったかのように不安定。シュートを決められたという意味での「失点に絡んだ」のではなく、失点に繋がるミスを犯したという意味での「失点に絡んだ」というのが酷い。
セットプレーの2度の飛び出しでどちらも触れず、そのうち一つはこぼれを小林悠様に決められて失点。
もう一つはPA前のボールを大きく蹴りだせず、それを拾われてあっさりと失点。1試合で2~3度も致命的なミス、勘弁してくれぇ…。
相手の上福元が神福元だった分、余計にそのコントラストがハッキリしていました。どっちが代表キーパーなのか…。
誤算は塩谷。マルシーニョにボコボコでした。抜かれたくない為だと思いますが、間を空けすぎてマルシーニョに自由を与え過ぎていました。もうちょっとボールを受ける時にタイトにすれば良かったのに。あのマルシーニョ一人にかなりやられていました。逆を言えば、あそこを抑える事が出来ていたらもう少し楽だったでしょう。
もう一つ悪い点でいくと満田。相変わらずパスミス多過ぎ問題+もっとボールを引き出す動きが欲しい。まぁ慣れないポジションではあるのでそこまで求めるのは酷かもしれませんが、チームメイトの出口になって欲しいですよね。
良い点でいくと、大橋がやはりメチャクチャ上手いのと、加藤陸次樹にようやく得点が生まれた事。特に加藤に得点が生まれたのは非常に良かったな、と。
あとマルコス・ジュニオールが復活して、すんなりチーム戦術に溶け込んでいる事。そして上手い。
松本泰志もかなり頑張ってたし、彼の良さが試合を重ねるごとにどんどん引き出されています。彼のスタメンは半信半疑だったのですが、今ではその価値をしっかり示してくれていると思います。
「リーグ優勝、出来ません」とは言ったものの、ポジティブに考えると先程も書いたように「大迫が足を引っ張った」のであり、攻撃としては申し分なしだったという点が挙げられます。しかも失点直後にすぐにムツキのゴールで奪い返した点も今までに無いような勢いを感じます。
今まで足を引っ張り続けたのは攻撃の部分、という事を考えると「マルコス・ジュニオール、ピエロス・ソティリウの復帰」「加藤陸次樹の得点」「大橋の好調維持」は良い兆候。
荒木が戻ってくれば中野を右に戻す事によって強烈な右サイドが復活します。新井はまだまだですが、越道は少しブレイクスルーしそうでもあります。
次は川崎と同じぐらい苦手な新潟が相手です。ここでの勝利はマストです。今年は違うぞ!というのをしっかり示して欲しい。
頑張れ!!マジで超頑張って!夢を見させて!サンフレッチェ広島!!
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