【アニメ】さすらいの太陽【感想】

1971年に放送されたアニメ。

すんごい面白い。

看護婦(当時の言い方)の逆恨みによりわざと取り違えられた貧乏と大金持ちの少女2人の物語。

第一話からそれは判明しており、主人公の「のぞみ」が実は大金持ち、ライバルの「美紀」が本当は貧乏の子、という前提を認識したうえで視聴するのですが、物語を追えば追うほどライバルの美紀ちゃんが好きになってくるから不思議。

のぞみが才色兼備であり、しかも「本当は大金持ち令嬢」という境遇に対し、ライバルの美紀はほぼ「大金持ち」だけを武器にのぞみに挑んでいくわけです。

そんな様を見ていると、なんだか美紀が可哀想に見えてきて「頑張れ!美紀ちゃん!」といつの間にか応援したくなる、という判官びいきが沸き上がってしまうのは人情でしょうか。


それはそれとて。

昔のアニメなので色々とツッコミどころはあるのですが、それを凌駕して話が面白いです。

恋心を抱くファニーとの関係。ヤクザな事務所に売り飛ばされ巡業で地方を転々とする流浪の旅。「歌う意味」を求めてさすらうのぞみ。暴かれる秘密。ハラハラドキドキ。

これはねぇ、物語としてよく出来ているので本当に見てもらいたい。


あと興味深いのはその当時の生活ですね。流しをやったり、地方巡業に飛ばされたり、凄く昭和感を感じられます。

超オススメ。


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