原作と脚本

何やらTVドラマ化した原作漫画家が死去されたそうで…。

ドラマも漫画も知らないのですが、原因はテレビドラマでの原作の改変にあるとかなんとか。原作者の意図しない改変+最初の約束が守られない=原作者本人が最後は脚本もするも出来が芳しくなかった?という流れみたいですね。


漫画には漫画の良さがあり。
テレビドラマにはテレビドラマの良さがあり。

あまりにも原作に忠実に作り過ぎると初期ハリーポッターみたいに紙芝居を見ている感覚になるし、テレビドラマ用に落とし込むと人物を丁寧に説明できないから分かり易い人物に変えたり、説明役になり得るオリジナルキャラクターを入れるのだと思います。

作品への愛があり過ぎる脚本家だと大胆に改変ができないから「今回仕事をいただいて初めて知りました」ぐらいの人が良いのも分かります。

打合せでどういう事を話し合って、原作者と脚本家がどういう思いをぶつけあっていたのか。関係者以外は分からないのですが、SNSの発達によって裏方であるはずの脚本家が色々と呟いたみたいで炎上しているわけですね。

まぁ、作品に対して愛はなくて良いけど「原作者に対する敬意」は持つべきですよね。ゼロからイチを生み出したのは原作者であり、色んな事情があるにせよ原作者が生み出した作品に乗っかって脚本を書くわけですから。そこに敬意を持てないなら最初から仕事を請け負うべきではないでしょう。

原作者と脚本家。
そこの意思疎通が無さすぎたんですね。

つまりドラマを制作する側の責任者が一番ダメです。まだ「テレビドラマ化してやってあげてる」感覚でいるのでしょう。

脚本家含め、制作陣は原作者に対する敬意と誠意は絶対大事です。痛ましいニュースですが、これがキッカケでもっと原作者が報われる方向になると良いですね。


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