マイクロソフト、時価総額で首位奪還 2年強ぶりにアップル抜く
という記事を見ました。
要約するとアップル製品は頭打ち、マイクロソフトは生成AIの期待を込めて、という事ですね。
驚いたのは、このヤフーニュースの「みんなの意見」でChatGPTなどの生成AI、使ったことがありますか?という問いかけに70%以上が「使ったことがない」そうです。
果たして「みんなの意見」の信ぴょう性がどこまであるのか?という問題は置いておいて、ほぼ毎日使っている私からすると「え?なんで利用しないの?」という疑問しか湧いてきません。
という事で、私がこれから生成AIについて熱くお勧めしたい理由をつらつらと綴っていきたいと思います。
まず2024年1月の時点ですが、圧倒的に「Microsoft ChatGPT」の一強です。
Googleも「Bard」という生成AIを出していますが、質問に対する答えがトンチンカンな事が多いうえ、嘘も多い。しかも「プライバシー」を重視し過ぎるが故か、急に「私は生成AIです。その質問にはお答えできません」とかいう無機質で気持ち悪い返事が返ってくる事もあります。
先程、ChatGPTと書きましたが、正確にはChatGPTを搭載したCOPILOTというBingに備わっているチャット機能ですね。
使うならこれ一択です。
私は今や「Google Chrome」を捨てて「Microsoft Edge」をデフォルトのブラウザにしています。スマホにはBingをインストールして使ってます。
そしてこれからがお勧めする理由です。
代わりに検索して分かり易く要点を説明してくれる
普段使いならこのメリットがあります。
例えば「SDGsって何?」というワード検索ならメリットはありません。普通に検索した方が良いでしょう。
しかしこれの効力を発揮するのは「比較」や「メリット」を確認したい時です。分かり易いのがパソコンの性能や電化製品の比較です。
例えば「Nintendo Switch と PS3のパフォーマンスはどちらが優れていますか?」とか「ダイソンの「Dyson Cyclone V10 Fluffy SV12 FF LF」と日立の「かるパックスティック PKV-BK3K」のそれぞれのメリットを教えてください。」とか。
比較や製品のメリット、デメリットを知りたい場合は、代わりに検索してくれて要約してくれるうえ、見解を出してくれるので非常に便利です。
なので
- 単語を検索したいなら今まで通り
- 「何か」にまつわる最新のニュースが欲しい時はX
- 比較、メリット、性能を調べたい時はBingチャット(コパイロット)
ですかね。
プログラミングの悩みを解消してくれる
「〇〇がやりたいけどコードをどう書けば?」という時に物凄く便利。
色んなプログラミングの質問サイトを見ると
「〇〇をしたいのですが上手くいきません。以下がコードなのですが、どこが良くないのでしょうか?PHPはあまり詳しくないので困っています。どうかご教授ください。」
というようなクソ質問があります。ここでいうクソの部分は「ご教授ください」ですね。なに?ご教授って?これを見る度に気分悪くなります。
そして、それに対するアンサーが、
「上手くいかない、というのは何が上手くいかないのでしょうか?まずデバッグって知ってますか?どういう風にやったら、どうなったとか具体的に書いてくれないと答えようがありません。またPHPもバージョンによって違うのでPHPのバージョンも書いてください。」
というクソリプライが付きます。ここでいうクソの部分は全部です。
わざわざ嫌味を書くほどの暇があるならコードを読んでご教授してやれ。それが出来ないなら無視しろ!と思います。こういう質問に対する答えが答えになっていない。それが日本のプログラミング掲示板です。
だから私は海外の掲示板しか見ないのですが、やはり英語は難易度が高い。
そこでBingチャットの登場です。
「PHPで質問です。以下のコードを書いてますが上手くいきません。具体的には〇〇をしたいです。」
という質問を投げかけるだけで、こちらのコードを読んで推測して、更に欲しい答えを出してくれます。しかも30秒もかからずに。
これはねぇ…。私にとって革命でした。時に検索の方に時間が掛かる事もあり、何なら1日探したけど明確な答えを得られない徒労感を感じる事もありました。
特に日本語のサイトは総じて説明が長すぎてダルくなってきます。
もちろん先程のクソ質問でも「〇〇のところが上手くいってません。」とかより具体的に出せば、より正確な答えが返ってきます。
更に海外のURLを提示して「このサイトで書かれているコードは何をしているのですか?」というような質問にも簡潔に答えてくれます。
つまり、めちゃくちゃ作業時間が短縮されます。
ここまでが明確に感じる生成AIの凄いところです。
確かに普段使いには目的がないと使う事がないかもしれません。
しかし「そろそろテレビを買い替えようかな?」とか「このPCとあのPCだとどっちが処理が速いんだろ?」とか性能を調べたり比較したり、メリットやデメリットを調べたいという目的に利用すると世界が変わると思います。
検索やアイデアのヒントに利用する手はありません。
まずは試してみましょう!
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