ようやく勝てました。優勝です。
サンフレッチェ広島の為に頑張った選手、スタッフ、サポーターの皆さん。おめでとうございます!
先週の引きずるような敗戦から見事に気持ちを立て直してくれました。そのメンタルがまず凄いし、後半アディショナルタイムまで0-1で推移し、敗戦濃厚の中でも誰一人諦めていなかったプレーが感情を揺さぶります。
最後の決勝点となった90+11分のCK。このまま延長に入っても圧倒的有利は変わらないけど、出来ればここで決めてくれ!と思ってました。
ピエロスが決めた瞬間。さすがに胸が熱くなりました。本当にそんな事ってあるの?
掲示板で、どこかの誰かが「工藤がくれた『9』分だったな」とつぶやいていました。
VARのチェックやOFRで試合が止まっていた時間を考慮してのアディショナルタイムなわけで、そこに不思議はないのですが、その9分間で起こった逆転劇を思うと、少し感傷的になりますね。
試合的には非常に苦しかったでしょう。まともな決定機は作らせてもらえず、最終ラインの背後を狙ったロングボールからのカウンターで何度もピンチを迎えました。
佐々木の安易なミスから喰らった失点が重くのしかかり、なかなか突破口が見いだせない中、セレッソのヨニッチがナッシムをグーパンして退場。
ここで潮目がかなり変わりました。
正直、退場されると嫌だなぁという気持ちはありました。セレッソは「勝ち越している側」なので割り切ってガチガチに守られてしまうと攻めあぐねてどうしようもない。
確かにそんな試合展開になってきましたが、広島の左右に振りながらゆっくり圧し潰すようなプレッシャーによってセレッソの余裕と気力を奪っていった気もします。
更に選手交代でのゴタゴタや一人少ないという影響があったATでのCK。土壇場でハンドからのPKを獲得。これをピエロスがしっかりと決めて同点。
そこから前述の逆転劇に繋がりました。
セレッソとしてはすぐ目の前にあった優勝がATのわずか5分そこそこでスルリと抜け落ちました。
試合終了後の清武や加藤陸次樹の姿は残酷すぎて見ていられませんでした。
それでも表彰式、悔しさを押し殺して笑顔で受賞する清武はめっちゃ格好良かったです。
広島はようやく☆を一つ追加する事が出来ますね。
まだまだ足りない部分はありますが、天皇杯決勝、ルヴァンカップ決勝という大舞台を経験した選手は更に成長していくのではないでしょうか。
リーグも残り2試合ですが、来季も期待したいです。
サンフレッチェ広島に関わる皆さん、本当におめでとうございます!
やったーーー!!
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