ボール支配率は「日本 23%」「サウジアラビア 77%」だったそうです。
試合内容はこの数値が示すように、サウジアラビアがほとんどの時間帯でボールを握り、日本のゴールをこじ開けようとしました。
しかし実際のところ、ヒヤっとするシーンはPA前でドフリーで打たせたシュートぐらい(ホームラン)で、それ以外で危険な場面はほぼ無かったと言っていいでしょう。
結果は1-0で日本代表の勝利。しっかりと結果を残しました。
不満だったのは何度かあったカウンターのチャンスの精度が低かった事と、奪ったボールの1本目で相手に渡す守備一辺倒になってしまった事でしょうか。
しかし、この試合に関しては「守備ばっかり」「カウンターが出来ていない」という批判はナンセンスだと思います。
批判している人達に言いたいのは「日本代表が戦っていたのは11人+3人だぜ」という事です。
久し振りに中東の笛を思い出しました。それぐらい酷かったですね。
正当なチャージでボールを奪ってカウンター、というところでは確実に笛を吹くし、ほとんどの競り合いは日本のファールとなりました。
会場のお経のようなメガホンと相まって10年以上前にタイプスリップしたかのような錯覚を覚えました。
選手達はそのジャッジにも焦れずにしっかりと対応していました。危険なところでは下手に手を出さずに囲いこんだり、とにかく慎重にゲームを進めたと思います。
もう少しまともな審判であれば、日本も4~5回はショートカウンターが出来るチャンスがありましたし、1-0というスコアにはならなかったと思います。そういう事を踏まえて、批判するなら批判して欲しい。
私としては南野がもう少しキープできたり、武藤がもう少し決定力があれば良かったであろうに…という事は不満ですね。ただ、あれだけジャッジでリズムを狂わされたらどうしようもないでしょう。
むしろPKも与えず(といよりPA内にほとんど侵入させなかった)、しっかりと守り切った事を褒めたいと思います。特に冨安は守備に得点にと大車輪の活躍で間違いなくMOM。次点で遠藤かな。
ジャッジのせいとはいえ、思ったよりも消耗してしまった日本代表。
この後はベトナム、(恐らく)イランと来て決勝戦です。イラン、そして決勝戦の相手(恐らく韓国かオーストラリア)を考えるとベトナム戦は休ませたい主力が何人かいます。
森保監督がどういうかじ取りをするのか、興味あります。(それにしても相変わらず判をついたように後半30分で交代しますね)
アジアの盟主を奪うためにも、頑張れ!森保ジャパン!!
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