あれですかね、70分過ぎからは「サンフレタイム」という事で良いですかね?
ミッドウィークに行われたルヴァンカップで今季初の敗北を味わったサンフレッチェ。
ハイライトしか見てないので分かりませんが、掲示板の言いたい放題を読むかぎりだとやはり丹羽ちゃんと千葉ちゃんの抜けている穴は少なからずあった模様。
あとFW2枚替えの迷采配も質を落とした要因だとか。「これでムイと渡、どちらかが先発じゃないと意味わからんし許せん!」と鼻息荒くしてましたが、今節は見事にその渡が先発。
これには掲示板でブリブリざえもんだった名無しさんも歓喜なんでしょうね。
実際、渡はなかなか良い動きをしていたと思いますし、相手の読みを外すようなパスも味方に渡ってました。渡だけにね、パスが渡るね。 渡(わたり)だけにね。 わたr
ただ途中からは徐々に存在感が消えていったかな。プレスの掛け方とかやっぱり少しズレがあるんだと思います。
本人は真っ先に替えられて不満はあったみたいですが、試合の流れを見ると致し方なし。意外性のある動きだったり、周囲を活かすプレーも上手かったので、これからもっとチームに馴染んで「交代させたくない」と思わせるようなプレーが期待できそうです。先発としては悪くない、という印象は持ちました。
一つ思うのは工藤先発でもそうですが、皆がみんなでパトリック目掛けてロングボールを蹴りますが、2トップのもう一枚にも出してみるのも目先が変わって良いのでは?と思いますけどね。パトリック自身はハイボールに競り勝てますが、その落としをほとんど拾えてないのが実情ですし。
試合の流れは鳥栖のチーム状況もあるのでしょうが、こちらもボールを持って攻め込む時間帯もあり一進一退の攻防。ここ最近、前半は耐え忍ぶ状況が多かっただけに、自分達でボールを持てる時間が増えるのは良い事。
ただし単純なミスが多く、1本目2本目でのパスミスも目立ち、徐々に流れは鳥栖へ。
この辺をもう少し強かに出来ればなぁ…。
何度か迎える鳥栖のビッグチャンスをギリギリで耐えていると、後半早々から城福采配によってゲームを動かします。
前線で収まりどころを作る為に渡に替えてティーラシン。直後には疲労が見えていた稲垣に替えて吉野で中盤の強度を上げます。この辺の判断の速さは賛否両論ありそうですが、私としてはストレスが無く意図も分かり易くて好きです。
無理めなボールでもしっかりと収めて仕掛けていくティーラシン、中盤から前線に掛けてボールを奪い、縦横無尽に動き回りゲームを動かす吉野。
この2人のプレーによって徐々にボールを持てるようになると、運動量が落ちてきた鳥栖に対して攻勢を仕掛けます。
決勝点はパトリック。繋いで繋いで、やり直して繋いで、をしつこくやり続けて徐々に相手のマークがずれていくと、バイタルエリア中央付近で水本がボールを受けて早い縦パス。ティーラシンの「シュート練習で出すパス」のような落としを「シュート練習で走りこむ」ような動きでパトリックがミート。これが綺麗に決まって先制。
リードした後も相手に反撃の機会を与える事なく、しっかりとゲームを終わらせて勝利。9試合で勝点25という信じられない結果を手にする事ができました。
まぁ言う事は無いですよね。
一つ嬉しかったのは川辺のプレー。前節までは何となく「俺の望んでいる待遇じゃない」という感情が表れたような淡白なプレーでしたが、今節では吹っ切れたかのようにしっかりと(腐らず)ゲームに入っているように見えました。
先発を外されたなら、自分の好きな位置でプレー出来ないなら、それを取り戻すようなプレーを見せれば良い。「こいつを使いたい」と思わせるプレーを見せれば良い。その決意を少し感じられました。渡、川辺はこれから上がってくるかもしれません。
次節はミッドウィークでのFC東京戦。
永井、ディエゴ・オリヴェイラ、東、高萩、室谷、橋本、室屋。名前を並べるだけで「あぁ負けそう…」となる面子が揃っています。
特に室屋は乗りに乗ってますし、ディエゴ・オリヴェイラ、永井と強力なFW陣が好調です。
アウェイの戦い、連戦という事も考慮して、なるべく息が上がらないようにコントロールしながら90分を通して戦えれば良いかと思います。勝てれば最高ですが、現実的には引き分ければ完璧だと思います。
強固な守備と少しの運を味方に城福監督の凱旋(?)試合を戦いましょう。頑張れ!サンフレッチェ広島!!
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