2017 第7節 サンフレッチェ広島 vs ベガルタ仙台

何だこの試合。

勝ち試合を落としたのか、負け試合を拾ったのか。
私の心情的には前者です。2点リード後の8分間での3失点は、まさにチーム下位に相応しいドタバタっぷりでした。

千葉、水本、林。あの辺はどうにかならんものか、と。特に林の3失点目、見るも無残だわ…。今季、「働いたなぁ」というのがガンバ戦だけで、これだけ失点を重ねるんだったら誰がキーパーでも一緒だから別の可能性を模索して欲しいよね。

千葉も今は足枷でしかない。なのに怪我から復帰したら無条件でスタメンとか。見る方もテンション下がります。しかもフェリペが徐々に良くなってきたかな?という時にねぇ。で、柴崎をシャドーに添える意地の采配。頑固すぎるでしょ。

3連覇という成功体験が若手の出場機会を奪い、全盛期を過ぎても良いイメージが拭いきれず、「若手はやっぱりダメだ」とベテランを重宝してズルズルと落ちていく。まるでなでしこジャパンを見ているかのような感覚です。

確かに2得点するまではチームの状態が今季最高の出来栄えでした。

奪われたらすぐに取り返しに行く、ダメでも遅らせてラインを形成、ボールの受け手には2~3人と囲んで奪う、そこから早い展開でのカウンター。まさに2015年のような組織だった「プロ」の試合を観ていたと思いました。

ところが2得点して安心してしまったのか、相手が2枚替えでギアを上げて前掛かりにきたのに対して、ミスの連発で簡単に流れを渡してしまう辺り、まだまだ本物じゃないです。

完全に押し込まれている状況、林の2~3m手前の自陣PA内で綺麗な5バックが出来ているのを見た時はさすがに「馬鹿じゃないの!?」と声を出してしまいました。そこは人に付いて取りに行けよ!!原点に帰り過ぎだろ!!

あそこまで追い込まれているのに妄信的にラインを崩そうとしない5バックはファイブバックではない、ただのゴミバックですよ。もっと責任と覚悟を持って勝負して欲しい。(ね、水本)

攻撃面は革新的に変わっていました。
特に工藤と青山の関係性。色々刷り合わせたんだろうな、というのが感じられるぐらいの裏取りとパス。あれは相当効果がありました。サイドに流れたり、純粋な1トップよりもチャンスメークとしてのポジショニングをしたりと、今までの工藤とは変化が見られました。話し合いによって徐々に馴染んできたのかもしれません。(オフのキャンプなんか無かった)

青山もネガティブな部分よりもポジティブな部分が勝っていました。

そして柏が戻ってきました。渾身の先制点は魂がこもっていました。今のサンフレッチェに足りないガッツをもたらしてくれています。ありがとう柏。

少し驚きだったのが清水ではなく高橋。見事にそれに応えてくれたと思います。この3試合で劇的ビフォーアフターしたかもしれません。まだまだ対面の選手に勝ててませんでしたが、しっかりとクロスを上げ切る事は出来ていたし、そのクロスの質も良かったと思います。もっと成長しなくてはJ1でやっていけないと思いますが、その可能性を感じられた試合だったと思います。

森保監督はもう少し大胆に覚悟を決めて欲しい。
ここまで結果が出てません。ならば「やってやろう」という気概に溢れている森島、茶島、廣永に託しても良いと思う。それで結果が出なくても、可能性が感じられるなら耐えられます。

前も書いたけど、座して死を待つのだけは勘弁して欲しい。なんとか残留ラインに乗って、後は色々と将来に向けて試して欲しい。そんな2017年に期待します。頑張れ!サンフレッチェ!!


レシピブック(レシピ登録アプリ)
手書きノート(メモ登録アプリ)

投稿日

カテゴリー:

ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です