2017 第7節 サンフレッチェ広島 vs 横浜Fマリノス

くそジャッジとかマリノス外国人コロコロ劇場とか、そういうのを抜きにして弱過ぎるの一言に尽きます。

いよいよ2014年の再来が来た感のするゴミ戦術になってきました。

高いお金を払って応援に来た観客を無視したスペクタクルとは程遠い引きこもり作戦、先制点を奪われると逆転できない手詰まり具合、追いかける展開にも関わらず「まだ慌てる時間じゃない」をゲーム終了前まで実践する一人とて無理をしない選手達。

観てる人を楽しませるつもりのないゲームをするなら、「勝つ」以外に何も人の記憶に残らない戦術を採用するなら、「せめて勝てよ」というのが正直な気持ち。例年では見ない程のイエローカードの多さ。これが今季のチームを象徴しているのだと思います。

希望はあります。

フェリペがかなり良くなってきた。柴崎のボランチが良い。ロペスは孤軍奮闘。連携は合ってきた。柏の復帰!

特に攻撃面では前進が見られました。後はしっかり枠に、というシーンは何度か作りました。今までシュートが多くても「質」の部分で疑問符が付きましたが、今節では「質」が伴っていたと思います。前3人の連携は良くなってきたんじゃないかな。

ただ工藤がね、本当に可哀想。
これだけ90分間通してボールに触れず、前からハメる事も出来ないとは本人も思わなかったでしょう。寿人、ウタカと同じく目の前で敵が悠々とボールを回していながら追いかけるのを止めてる彼を見て、今更ながら広島に来た事を後悔しているんじゃないかなぁ…と思わずにいられない。

1トップ2シャドーは高萩という天才が居たから成立してたんじゃないかと思います。彼が去ってからはドウグラスやウタカ、浅野の個で何とか出来てましたが、周囲との連携を必要とする寿人や工藤ではただただ孤立するだけ。結果を出せない工藤を責めるよりも、彼を活かしきれない1トップという戦術に苛立ちを覚えます。

あとは青山ですよね。現状だと凄い扱いが難しい気がします。
攻撃面での活性化は目覚しい効果を発揮します。ピッチを広く使った展開力、縦への推進力は柴崎、丸谷では足元にも及ばない。が、それ以外でのリスクが高いというデメリット。危険な場所でのファール、パスミスのカウンターを何度も喰らう。スペースを空けちゃう。終盤で丸谷が無駄なイエローを貰っていましたが責任の80%は青山の無理なパスです。

カズが居れば何とかなったのでしょうが、丸谷や野上ではちょっとフォローしきれない。となると、私としては今節のような使い方がベストだと思います。スタートは今節のスタメン(高橋は柏と交代)で問題なし、勝負を賭ける時に青山の投入。これで試合のリズムは大きく変わります。実際、変わりました。特に今のような引きこもり作戦をするのなら青山よりも柴崎、丸谷(稲垣も試してみたい)の方が良いでしょう。

フェリペは雰囲気が出てきたしロペスはキープ力が良いので、シャドーのブラジル人コンビにボールを預ければ攻撃も何とかなるでしょう。私としてはフェリペ→森島のスタメンが見たいのですが、連携面を考えると動かさないのが良いと思います。青山、森島が控えているとカードの切り方も見応えが出てきます。

あぁ、書きながら気持ちが浄化されてきました。
まずは一点を取り切ること。そこからです。連携は合ってきました。希望はあります。頑張れ!サンフレッチェ!


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