第17節 ベガルタ仙台 vs サンフレッチェ広島

4連戦となる最終戦は昨季に優勝争いを演じたベガルタ仙台が相手。

試合はここまでの順位が示す通り、サンフレッチェが完勝と言って良い内容で4連勝を飾りました。

FC東京、川崎フロンターレ、セレッソ大阪と厳しい試合内容ながらも勝ちきったサンフレッチェは、ここ最終戦に来て相手にほとんど何もさせずに圧巻の勝利を飾りました。後半の15分ぐらいは相手の時間になったものの、西川のファインセーブで得点を与えず、その他の75分でしっかりと試合を支配した広島が内容通りの結果となりました。

この試合で目立ったのが日本代表に選出された4人。非常にモチベーションが高く、攻守にわたり貢献していました。千葉ちゃん、青山、高萩とも日本代表を想定してか、いつも以上に前にボールを運ぶ意識が強く、攻撃のタクトを振るっていました。特に圧巻なのはピッチを広く使った逆サイドへの展開。青山、高萩とも今節ではその展開が良く見られ、守備で嵌めに来た相手をガックリさせるロングパスを多用していたのが凄かったです。長短織り交ぜるってこういう事ですよね、と納得。

もちろん右サイドを制したミキッチ、相変わらずタイミングの良い飛び出しと判断の早い守備で魅せる塩谷、ストライカー寿人、運動量豊富な石原、交代で入ってリズムを作った野津田など、他の選手も躍動してました(カズは珍しくミスが多かったですけどね。お疲れだったのかな、と)。

ただし山岸だけはどうしても他のメンバーと比べて見劣りします。良い形でボールを受けてるんだからクロスを上げ切って欲しいし、クロスの精度は上げて欲しい。コンディションが良くないならヒョンジン、清水を使うべきでしょう。

森保監督、交代メンバーには不服はないものの、相変わらず交代のタイミングが遅いと思います。後半、相手の時間帯になった時にピッチから消えていた寿人や山岸を早めに交代させた方が、もっと自分達で主導権を握れると思うんですけどね。結果が出ているから何とも言えないけど。

さて、これでまた中断期間ですか?
リズムが良かったから少し残念ですが折り返しに来て首位を奪取できた事は何より。注目される状況の中で試合を出来るのは選手にとっても良い事なので、この中断期間でしっかりと日本代表のメンバーを応援しつつ、良い準備をして首位決戦の大宮に挑みましょう。大宮にはアウェイで負けてます。同じ相手に二度負けるのはいけません。やられたらやり返す!倍返しだ!

あ、半沢直樹面白いですね。



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