いやー、まさかの勝ちでしたね。確かに期待はありましたが本当に勝てるとは。
試合はフランスに圧倒的に支配され苦しい展開でしたが最後の最後、相手に疲労が出たところにカウンター一閃が決まりました。決して互角ではなかったものの、最終的なスコアは1-0。相手の決定力不足、運に恵まれた面はあるものの、粘り強く戦えた事は一つの経験だったと思います。
選手ですが、まず守備陣は吉田をはじめ、今野、酒井が粘り強く守ったのは称賛に値します。川島は枠内シュートをしっかりと止めた事はさすが。でもゴールキックが全て相手に渡る不安定さはちょっと辛い。あれでは逃げ場が無く、常に相手に攻められ続ける悪循環。もう少し早めのスタートで最終ラインから繋ぐ意識も欲しいですね。寄せられて無理だったら、その時に大きく蹴りだせば良いのだから。
そしてそのゴールキックの的であるハーフナー。ことごとくボールを収められず。正直、このレベルの相手では彼だとキツイ。せっかくの長身が全く活かせず競り合いに負け続けてました。足も遅いしね。
あと長谷部は結構酷かったですね。ビビってるのかパニックなのかコンディションなのか分かりませんが、ゲームを落ち着かせる必要のある人間がパスミスの連発。正直、前半の早い時間に交代しても良かったんじゃないかしら。ビビってるといえば長友も酷かったですね。いつもの積極性はなく、自信なさげにドリブルをしてるからキレも何も無しでした。後半の中盤あたりから開き直ったのか、動きが良くなって突撃するようなドリブルが増えましたが、もっと最初からその勢いが欲しかったです。
遠藤、香川、清武、中村憲剛は落ち着いて戦えてましたが、なかなかボールの収めどころが無く苦労してました。本田が居ればもう少し違った展開になっていたんでしょうけど。
逆に守備ではボールの取りどころもなく、行ってもかわされたりワンツーで抜けられたりと、相手の方が一つ上だと思い知らされました。ただそういう相手に対しても粘り強く守り、相手が疲れてきたところでイーブンまでいかなくても戦える状況まで持ってこれたのはチームとして収穫だと思います。
ただ勝った、というだけでなく、相手にゲームを支配されても後ろ向きにならず戦えたのは観ていて好印象でした。
まぁ私的には次のブラジル戦。佐藤寿人にもチャンスがあるんじゃないかと期待しているので楽しみに待っています。
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