ロンドン五輪 男子 日本代表 vs スペイン代表

おぉーーー!見事な戦い!そして見事な勝利!

直前のメキシコ戦を観た時に「ここまで支配されながらも粘り強く戦える強さがあるのか」と驚き、スペインに対しても少なからず慌てさせる事も可能だと思っていましたが、まさかここまで完璧な勝利を挙げるとは思いもよりませんでした。

しっかりと守備ブロックを整え、永井のスピードを活かしたカウンターを狙いとしながら、行ける時は前からハイプレッシャーを仕掛ける。やる事がハッキリした戦略で最後までスペインに決定的チャンスを与えませんでした。完勝といっても良い内容でしょう。

ほとんどケチのつける事のない内容でしたが、唯一ダメだなぁと思ったのは決定力不足。永井にしろ清武にしろ、持ち味は十二分に発揮しましたが、最後のゴールという大事な仕事が全くといって良いほど出来てませんでした。ここを確実に決めきれるようにならないと、今回はなんとか無失点で凌ぎましたが次はやられそうな気がします。

そうは言っても永井は決定機を外しまくった以外は最も活躍した選手でした。得意のスプリントでスペインの最終ラインにプレッシャーを与えたり、カウンターの飛び出しで一気にゴールに迫るプレーはスペクタクルに満ちたもの。あのプレーで会場のフラットな客も味方に付けたと思います。

他の選手もそれぞれが物怖じする事なく充分に渡り合ってました。いや、あそこまで堂々とプレーするなんてちょっとビックリ。

そんなわけで、まずは一番大事な初戦(それもスペイン戦!)で見事な勝利を挙げた日本。次戦の結果によっては決勝トーナメントが決まりそうなので確実に勝ちきって欲しいですね。そうすれば3戦目は余裕を持った試合運びができます。

(酒井宏樹と大津がケガしたのが心配。軽ければ良いのですが…)


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