第4節 ガイナーレ鳥取 vs サガン鳥栖

凄く雑な試合。
正直こんな試合を観せられては応援する気もなくなります。

入りの20分、まるで覇気が無い。なんとなくボールを追っかけて、今まで築いてきたものを捨てるかのようにボールを蹴りだすのみ。そしてあまりにも、あまりにもあっさりとした2失点。これがホームでの試合なの?ヤル気あるの?本当に腹が立つ。

反撃の一点を決めたのはようやく初めてガイナーレらしさが見られた時。
ワンタッチでパスを繋げて最後はハメドのドリブル。独特のノーステップでのシュートに詰めていた相手DF2枚とも虚を突かれそのままゴール左隅へ。

点が入ったからなのか、それからは球際の激しさとボールへの執念、何より鳥取らしい戦いを続けてくれました。それにはリードしていた鳥栖が引いてしまったという要因があるにせよ、互角に戦えていたと思います。そして後半の6分にはPKを実信がキッチリ決めて逆転。前節に続いて粘り強さを見せてくれました。

と思ってたのに、良かったのはそこまで。
出るしかなくなった鳥栖にあっさり追いつかれ、逆転され、ダメ押しされ、反撃の術もなく試合終了。もう内容はあまり覚えていません。とにかく相手の素早い攻撃とサイドに振られた時に面白いようにフリーで決められた記憶しかありません。

もちろん実信や服部、ハメド、小井手、奥山、丁東浩を観てると懸命にやってるのは伝わりますが、組織で戦わなくて勝てるわけないじゃない?ガイナーレの強みを手放して勝てるほど甘くないよ。もう本当に猛省してもらいたい。

そしてもう一点、今回の敗戦の直接的原因はGKとFWの差だと思います。
裏への飛び出ししかない住田に対し、「スペースに顔を覗かせる」「囲まれてもボールをキッチリ収める」「ドリブルで持ち出せる」「決定的なパスも出せる」豊田選手。
「裏への飛び出し」という強みに磨きをかけるのは良い。でも実際には何本そんなボールが出てきたでしょうか?せいぜい2~3本です。それもピタっとタイミングが合ったのは1回あったかどうか。誰も住田を見れていないのか、それとも飛び出しのタイミングが悪いのか、どちらにしろ90分続けてもそんな程度ならもっと違うやり方を身に付けて活躍しないと厳しいと思います。変革を期待します。

そしてGK…。
私的に小針を観るのはもう限界に近い。FWは点が取れないと勝てないだけですが、GKは相手より点を取られたら負けなんですよ。最後の牙城なわけですよ。その牙城がほぼ案山子というのはどういう事?

コーナーキックで彼には飛び出すという選択肢は無いです。相手がコーナーキックを蹴った直後、彼はどう構えているか?

両手をダランと下げて突っ立ってるだけです。

そして密集の中にボールが届く瞬間に構えるんです。嘘でしょ?いいえ、本当です。「甘いボールが来たらキャッチに行ってやろう」という気がないんです。「ディフェンス、頑張って弾けよ。目の前に来たら止めるけど。」という他人任せです。

そりゃ飛び出して触れなかったり、ファンブルして相手に蹴りこまれたら明らかにGKの責任ですよ。でもそれだけの責任感を持って飛び出してくれ、と思うわけです。何の為の両手や。走り回ってる選手を少しでも楽にしてやれよ、と。

今期は仕方ないにしても来年にはGKの補強か、予算が無いなら控えのGKにチャンスを与えてあげるべき。井上でも良いじゃないですか。

あー、今節は毒を吐きまくってしまいました。
私から見るともうそれぐらい酷い試合でした(特に小針)。

(結果が伴わない事も多々ありましたが)せっかくこれまで良い戦いを続けてきてたんです。迷走する事無く、続けて欲しいですね。

あ、あとセンターバックは喜多じゃなくて加藤に戻してくれないかな。失点もそうですが、ボールの繋ぎの部分で加藤の方が安定感があると思います。



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