チャリティーマッチ サンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸

ただいま帰って参りました。

森脇が募金箱にいましたが、やっぱデカイですね。いや、体格が。

さて、試合の方ですが「ムジリはやっぱり凄いらしい」の世間の評価を、この腐った魚のような濁った眼で見るべく楽しみにしていたのですが、先発は寿人、李、高萩でした(ズゴー!)。

試合は前半開始早々、何となくフッと点を入れられて「え?」という間に0-1というビハインドを背負ってしまいました。

ただし入り方は良かったし、今日も良い感じでは?と思ってましたが、それが何と!予想を遥かに超える「良い感じ」!!
神戸さんには申し訳ないですが、今日はサンフレッチェの多彩な攻撃を楽しめる日となりました。

とにかく前の3人のコンビネーションはどんどん良くなり、そこに森崎和や浩司、ワイドに開いてるミキッチや山岸へとポンポンと面白いようにボールが入り、ほとんどサンフレッチェのターンでした。時折攻められはするも、効果的に崩されたシーンはなく、逆に奪い返し人数をかけてドンドン攻め入ります。

決定機を2~3度外したりしてなかなか点が入らないちょっと嫌な感じになってましたが前半終了間際にあのミキッチがズドンと豪快に蹴りこみ一点を返すと続けざまに李が決めて2-1と逆転して試合を折り返します。

後半、大量にメンバーを入れ替える20分あたりまでもずっとサンフレッチェのターンのような観ていて楽しくなる試合。
しかしメンバーをどんどん入れ替えてくると徐々にリズムが神戸に渡っていき、終盤は攻められる展開。それでもトミッチが冷静にゴールを決めて3-1と突き放す事に成功。

西川の頑張りもあり、神戸の意地に必死に対抗していましたが、ゴール前の混戦をスルっと抜けられ遂に一点を返されます。
あとは何となくグダグダで攻めつ攻められつつでタイムアップ。チャリティーマッチとはいえ、3-2で勝利しました。

という事で選手ですが、青山のロングボールは徐々に精度が上がってきたかな?「青山」と考えた時はまだまだだと思いますが、それでも上向いている印象。
それから森崎和ですが、確かに森脇の位置にいましたよね?でもさすがの安定感。攻守に光ってました。逆に横竹はちょっと辛いかな?伸び悩みかな?あんまり去年から変わっていないというか少し悪くなった感じ。

そして後半の頭から来たムジリもやはり味方との呼吸が合ってきたのか、J1のチームが相手でも良いスパイスとなり、相手の勢いを逸らすようなパスでリズムを変えていました。ただしコンビが山崎と李になった瞬間、彼の存在がほとんど消えてました。ムジリは周囲との相性によって活きるタイプかしら。

トミッチはゴールこそ決めましたが、一人バタバタしている印象。もう少しフィットしてくれば良いかもしれませんが、現状はパスが合わずに空回り。

李と佐藤寿人はかなり良い感じになってきたんじゃないでしょうか?
現状ではこの2人に誰を組ませるか、といったところでしょう。高萩もムジリも森崎浩も捨てがたい。

反面、守備には不安が残ります。
今は攻撃陣が強力なので目立ちませんが、正直このままだと辛いような気がします。森脇が戻れば多少は安定するでしょうが、ちょっと不安定ですね。今日も2点入れられていますし。

それでも去年のサンフレッチェと比べると格段に面白くなってきてます。
リーグ再開が楽しみ!


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です