同じ中国地方でも意外に遠い鳥取。
大人しくテレビ観戦しました。
スコアは4-2でしたが、内容としてはお互い攻守の切り替えが早くて締まった試合かな。面白かったです。
ガイナーレ鳥取。今年ようやく念願叶ってJFLからJ2に上がってきたとは思えません。
選手の交替があったとは言え、終始前線からの守備で広島のペースに持ってこさせない上、一人一人の技術も高く、奪ってからのカウンターも鋭いものがありました。特にサンフレッチェが2失点目をしたシーンでは完全に崩されて綺麗に決められてしまいました。
6~7割はさすがにサンフレッチェのペースでしたが、それでも焦れる事なく、運動量も落ちずに堂々とした試合振り。「今年J2参戦」と舐めていたのですが、謝らなくてはいけないです。
解説で鳥取の監督さんの略歴を若干紹介していましたが、間違いなく名将なんだと思います。監督の力も大きいんだろうな。
で、我らがサンフレッチェ。
技術的にはほぼ互角でも戦術理解度、ボールへの寄せの早さ、執着心では違いを見せる事が出来たと思います。
選手個々でいうと青山が心配。とにかくパスミスが多かったですね。彼のパスがもっと通っていればもう少しサンフレッチェのペースに持ち込めたのですが、「さぁ!攻めるぞ」という時に相手にボールを渡してしまい、リズムを悪くした印象があります。2失点目は青山のパスミスからでしたし。なかなか調子が上がってこないですね…。
ムジリは今日も無双でした。彼が持つと安心感があるし、意外性のあるパスで相手の出鼻もくじくし、先週よりも(多分)走ってました。
それでもまだ半信半疑なんですよね~。というのが、まだJ1上位のようなチームとやってないですから。鹿島、横浜あたりにも同じように通用すれば凄いんですけど…。
あとゴールキーパーの原。「良かったのは顔だけ」かな、と。一度だけ1対1の時にビッグセーブを見せましたが、そこ以外は終始不安定さを露呈。コーナーで飛び出してもボールに触れず、パス回しでも味方を危機に陥れるキラーパスだったり、とかく自分が目立つシーンが多過ぎました。
横竹は良くも悪くも目立たず。というか、対人で負けてたシーンもあったけど大丈夫かしら?
前線のコンビネーションはかなり良くなってますが、2失点したように守備はレギュラーが不在になると途端に不安。総合力という意味で守備には不安を抱えてますねぇ。
それでも昨年よりも攻撃力は上がっていると思うので、今年はもう少し面白いサンフレッチェが観られるんじゃないでしょうか。
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