香川と長友の試合だったな、と。
香川は本当に凄いなぁ。ドリブルで仕掛ける(そして抜く!)し、守備もサボらない、持ちすぎず球離れも良い。
長友も最初から最後まで運動量が落ちないという部分ではNo1だったように思います。
サンフレッチェの槙野は残念。時間が足りませんでしたね…。
あと細貝も良かったですね。色んな危険な場面で顔を出して止めてました。
チームとしては生まれ変わったという点でも成熟している感はないですが、個々の判断と能力でやり切ったという感じでしょうか。
それにしても試合は確かに良かったし、観客もワールドカップの影響からか大勢の観客が入ってましたが、あくまで興行的として、だったように思います。果たしてこのフレンドリーマッチで海外組を召集する必要があったのか。甚だ疑問です。
今でも覚えているのはドイツW杯後、オシムが就任した当初の頃。
彼は海外組はほとんど呼びませんでした。
日本代表の試合しか観た事の無かった私は大いに不満。選手知らないし。
そんな不満を打ち消すようにオシムは言いました。
「彼らはまず良いパフォーマンスをしてチームのレギュラーを獲らねばならない。」
そう言って、タイトルの懸かった試合以外で海外組を呼ぶような事はしませんでした。それが結果、チームで高いパフォーマンスを示し、レギュラーで定着をした中村俊輔や高原の輝きに繋がったのだと思っています。
翻って今、本田や長友、香川達をこのフレンドリーマッチに呼ぶ必要があったのか?
ましてこれからシーズンが始まり、ライバル達とレギュラーを争う大事な時期に。長距離の移動でパフォーマンスは落ちないのか?
本当に日本の将来を思うのであれば、例え観客の目減りがしても国内組でやるべきではなかったのか?海外組が自分達のチームで確固たるレギュラーを勝ち取るまでじっくり見守る必要があるのではないか?
と思ったりしてたわけです。うん。まぁ試合は面白かったんですけどね。
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