前半はサンフレッチェ、後半はガンバ大阪の強さがそれぞれ際立った試合でした。
前半、出足の鋭いガンバのプレッシャーに圧されてパスミスを繰り返しながらも洗練されたコンビネーションによってシュートまで持っていくサンフレッチェ。お互いに決定機を決めきれない一進一退の時間が続きましたが、先制点を決めたのはサンフレッチェ。
ミキッチからのクロスを逆サイドで待ち構えていた青山が下がりながらコースを付くヘディングによってゴール。
この先制点によって余裕の出てきたサンフレッチェがピッチをワイドに使い、上手に相手をいなしながら優位に試合を進めます。
終了間際にもワンタッチのパスで相手を左右に上手く振り、最後はフリーになった槙野が強烈なシュートで追加点を得ます。
槙野のゴールも素晴らしいですが、その前のコンビネーションがサンフレッチェの真骨頂という気がします。
「後半、カウンター狙いでいけば今日は圧勝できそう。」
そう思っていた14時50分頃の自分を殴ってやりたい。ビシ。
後半、一転してガンバに圧倒され防戦一方となる我らがサンフレッチェ。
相手が前掛かりになったから?それともサンフレッチェの体力が落ちたから?分かりませんが、とにかく攻められまくります。
パスも繋がらず、セカンドボールも拾われ人は動かずで、いつ点を入れられてもおかしくない状況。
逆にガンバは攻撃の流れを止めていたペドロ・ジュニオールに代えて播戸を投入。ますます攻められるサンフレッチェ。
その流れのまま橋本選手がDFの隙間を縫ってのゴールで一点差。更に勢いを増すガンバ大阪。
何とかギリギリで堪えるサンフレッチェですが、今度は遠藤選手の絶妙な逆クロスで完全にフリーになった佐々木選手に決められて同点。
その後も勝ち越しを狙って攻めまくるガンバ大阪。サンフレッチェもさすがに少しは攻めますが如何せん前に人数が揃っていないため迫力不足は否めません。
ここで引き分けると優勝戦線から離脱すると思うので何とか勝ってもらいたかったのですが、結局そのまま引き分け。
最後の勢いからいくと、何とか引き分けたサンフレッチェと勝ち切れなかったガンバといったところでしょうか。
あまりにも不甲斐ないですけど(泣)、選手達にはこれを糧に成長をしてもらおうではないですか…。
それにしてもガンバの遠藤、やっぱり凄いなぁ。
それにしても中林。ゴールキックの練習はしているのでしょうか?
3,4本?全部ラインを割ってました。その内の一本はそのまま相手ボールから失点までいってますよ。
コッチのゴールキックは全て相手のターンという悲しみ。
あと前から思ってましたが、中継が下手です。
試合展開を観たいのに、選手のアップとかスローVTRとか本当に止めてもらいたいです。後ろの歓声が凄い気になります。
スローとか選手、監督のアップはワイプで良いんです。見たい人は見ろ、と。
こっちが見たいのはライブのピッチ状況ですよ。
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