2018 AFC U23 CS グループステージ 日本 vs タイ

2連勝して勝ち点6。
3位のパレスチナが勝ち点1なので早々にグループステージ突破が決定しました。

試合は日本のほぼワンサイドゲームという内容。というより、タイは完全にベタ引きからのカウンター狙いでした。パレスチナと比べても遥かに劣る相手で少し拍子抜け。

それでも攻め疲れからのカウンターでやられる、という事もなく守備の方もしっかりしていたかな、と。

そこ(守備)は一定の評価が与えられると思いますが、攻撃の方はまだまだ。何名か選手を入れ替え、ボールを持てるという状況もあり、色んなところから仕掛けは見られましたがなかなか決定機まで作れず。

いや、前半の早い段階(相手が慣れていない状況)で2~3度チャンスはあったのですが、そこを決めきれずに結局、終了間際まで攻めあぐねて苦しむ試合だったと思います。

もうそこはあれ、「決定力」という言葉に集約されるわけですけど、もう少し全体でレベルが上がらないともっと力のあるクラスには勝てないでしょう。

一番気になった点として、バイタルエリアで味方に出したパスが何度もタイの守備陣の足に引っ掛かる事が多かった事。意図的に狙われた、というより出されたパスに反応して足を出したら当たった、というパスカットなんですよね。

これはタイの守備が密集しているが故なのか、読まれ易いコースに出したが為なのか、単純にパススピードが遅いのか。そのどれもあると思いますが、私的に一番不満なのはパススピード、もっと言うとプレースピードの遅さですけどね。

全体的に足元の上手さはあるけど、トラップやパスの質は低いというのが、ここ2戦の印象。近い場所だけでなく、たまに相手の裏を狙ったロングボールを織り交ぜないとなかなか崩れないけど、それを出来る選手が居ません。ボランチには青山、柏木タイプが欲しいですねぇ。

シャドーの岩崎、高木ですが、ボールは持てるけどそこからの展開でタイの壁に苦しんでました。強引に中に入るとか、引き付けてサイドに預けるとか、何かしら勝負して欲しかった。

その位置を争うべき我らがサンフレッチェ森島は途中出場で爪痕を残せず、下手するとこのまま消えていきそうです。何度か裏への飛び出しを見せたのですが、ボールホルダーの顔が上がっていないので、なかなか見てもらえないという不運はありました。とはいえ、それを差し引いてもボールを持った時に何も出来ていなかった方が大きいかな。ボールも大事だけどアピールも大事よ。

今のところ、シャドーの位置にはFC東京の久保が入ると一気に強くなれそうな予感がします。

A代表と違うシステムで大丈夫?という懸念はあるものの、森保ジャパンは今のところ良いチーム作りが出来ているといって良いでしょう。

次戦は北朝鮮戦。
グループステージ突破が決まっているので出場機会に恵まれていない選手にもチャンスがあるはず。もっとアピールしてチームの核となれるような選手が出てくる事を期待します。


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