広島、晴れのち晴れ

第20節 浦和レッズ vs サンフレッチェ広島

前節の鳥栖といい、今節の浦和といい、相手チームには申し訳ない気持ちです。

本当、クソつまらん試合してゴメンナサイ!!

槙野のこちらを挑発したプレー、DFと西川の挑発したパス交換。本当に胸のすく思いでした。よくやってくれた!と。それぐらい広島を応援する人間としても腹立つぐらいのドン引きサッカーでしたね。ましてや失点しているのにも関わらず全くボールを獲りにいかない、リスクを負わない、走らない、ダイレクトパスもない、ボールへの執着心もない。チームとしてのスピリッツを全く感じない試合でした。

選手それぞれに目を移すともちろんポジティブなところもありました。

まずは水本の復調。これは非常にありがたい。水際?ゴール際?での守備の力強さは戻って来ました。それから皆川のポストプレー。相手の永田選手に負けずに入って来たボールは全て収めてましたし、最後の柴崎が残念でしたがビッグチャンスも作りました。体の大きさを活かして相手の届かない場所にボールを収める技術は良かったですね。

柏も相変わらず好調。ゴリゴリと攻めてました。
清水も良かったです。対面の槙野に挑んだ時は結構勝ててました。以前は全然勝てなかったのにね。彼の成長を感じました。

逆にネガティブはミキッチ。相手に完全に対策を取られてなかなかミキッチらしさが出せてません。今節はクロスも全て止められてしまいました。まぁあんまり気にしてないけど。あと2戦連続で先発した宮原。相変わらず並というか、サンフレッチェのDFとしての足元の上手さとか攻め上がりがほとんどありませんでした。パスもほとんど相手に渡ってました。あれじゃレギュラーは厳しいでしょう。18歳ならもっとチャレンジして欲しい所。早く塩谷の復帰が望まれます。

高萩も運動量が落ちてきました。前節は効率的な動きだったと思いましたが、今節は単純に歩いてる場面の方が多かったと思います。今のサンフレッチェだと高萩のコンディション低下は死活問題。少し心配してます。

選手個々ではそんな感じ。問題はチーム。

正直、森保監督は解任でも良いよ、て思ってしまいました。前節の鳥栖戦で勝利したから同じメンバーでいくのは分かりますが、あんなに勝つのが難しかった、そして何よりも全然面白くない戦術を敢行するなんて…。それも相手は何度も負け続けてる浦和だよ?絶対負けたくない浦和だよ?気合い入れて主導権を取りに行かなくてどうするの?ここでのドン引きサッカーにこっちもドン引きですよ。腰が引け過ぎて腹が立ちます。

もちろん今解任なんてあり得ないし、負傷者が戻ってくればそれなりに戦えると思います。が、失点が多いからといってこんな戦術しか採り続けないのであればもう勘弁して欲しい。来季は本気で甲府から城福監督を招いてもらいたい。甲府に恨まれるとは思うけど。それぐらい感情的になってます。

それは先発メンバーを見てもそう。どう見ても1トップの石原はハマってないじゃないですか。石原、高萩、森崎浩司。この3人だと全然ダメじゃないですか。後半のように1トップ皆川でシャドーに石原というポジションが適正でしょう。

であるならば、先発は皆川、石原、高萩。どうしても石原を1トップで使いたいのであれば浩司ではなく野津田ですよ。そりゃ野津田にも不満はあるけど宮原を出すくらいだから野津田も出してダメなところをドンドン学ばせていくべきです。浩司がべらぼうに良いわけでもないし。(というかプレースピードが遅過ぎてカウンターの迫力がありませんでした)

負けない試合ではなく勝ちにいく試合。それを目指して欲しい。じゃないと負けない為のドン引きサッカーやって負けた時の、今節のようなどうしようもない試合を見せられたこちらの気持ちの持って行き場所がありません。

そしてそれは相手チームにとっても、広島と関わった事によって不幸な試合をさせてしまう事に他なりません。

前節、今節とこんな試合を見せられてはちょっとポジティブな気持ちにはなれません。森保監督、本当に頼むよ!

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