広島、晴れのち晴れ

第3節 サンフレッチェ広島VS湘南ベルマーレ

あっという間にリーグ戦も3戦目。

前節神戸に勝って、ようやく久し振りの勝利を味わう事ができたサンフレッチェ。
今節も勝利して良い流れでACLアウェイ戦へ臨みたいところです。

 

試合序盤10分ぐらいは一進一退。
湘南の選手は積極的に前線からの激しいプレッシャーを仕掛けてミスを誘いますが、サンフレッチェも慌てずにスペースを見つけて上手くボールを回します。
たまにボールを上手くカットするとそこから早い展開でサンフレッチェゴールに迫る湘南。

しかし私の森脇をはじめ、DF陣が踏ん張り危険なシーンをほとんど作らせません。

 

逆にサンフレッチェはショートショートローング!ショートショートワイドー!という上手いピッチの使い方で相手に的を絞らせずにゴールへと迫ります。はっきりいって前とは比べ物にならないくらいの攻撃の多彩さに徐々に湘南は打つ手を無くしてきます。

逆にサンフレッチェは一週間のリフレッシュが良かったのか全員が躍動していました。特に私の森脇は今までの反省からか、自陣内での不用意なファウルを犯さないように上手くディフェンスをし、時折前線まで駆け上がり、あまつさえシュートを打ったりもしながら落ち着いてパスを回してました。

 

そして徐々に圧力を増す攻撃が実を結んだ前半21分。

山岸からのクロスを佐藤寿人が合わせて、DFの足に当たりながらも先制。良い攻撃をちゃんと得点という形で結びつける最高の結果。
しかし広島の課題は先制した後。前節は引き過ぎずに神戸の圧力を押し戻しながら追加点を奪うことが出来ました。

今回はどうなん?と思ってましたが、それも杞憂。
更に追加点を奪うべくボールを支配するサンフレッチェ。選手の意識は追加点を狙いにいっています。

 

完全に主導権を握ったサンフレッチェは前半29分。ペナルティエリア内でDFを振り切った山岸からまたしても佐藤寿人にクロス。それをきっちりと決めるエース。素敵!!

2-0で前半は終了。

 

後半も追加点を奪っていく意思の見えるサンフレッチェ。良い傾向です。
策士、反町監督が何かしてくるかと思いましたが、さして戦略も無く、前半と同様に試合を支配するサンフレッチェ。

12分にはここまで大車輪の活躍をした山岸がダメ押しとなる3得点目を決めて試合を決定付けました。

 

後半21分には納得いかないPKで1点を返されますが、その後も落ち着いて試合を支配してそのまま試合終了。湘南ベルマーレとの実力差なのか、それともサンフレッチェのコンディションが良かったのか分かりませんが、面白いサッカーが戻ってきました。特に怪我明けで戻ってきた山崎は後半バテてましたが、前からボールを追えるしボールも散らせる、ドリブルも出来て非常に優れたプレーヤーだと分かりました。

 

次はACL。キツイ日程ですが何とか怪我をせずに戻ってきてもらいたいですね。

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