2018 第29節 サンフレッチェ広島 vs 柏レイソル

これは酷い。酷すぎる。
ここまでハッキリ【監督の責任】と分かる試合も珍しいと思う。

1.チーム状態が悪いにも拘わらず、いつものようにパトリックの相方だけを変更して臨んだ、モチベーター能力ゼロと思われる采配。

2.強風でボールが押し戻されるにも拘わらず、「ロングボール」一辺倒の指示。案の定、戻されて柏にセカンド拾われて一方的なパンチを浴び続けるマゾ体質。

3.『戦術パトリック』も既に「パトリックめがけてボールを蹴るだけ」というクソ戦術に成り果てたにも拘わらず、それしか打つ手を見いだせず、追い風のアドバンテージを全く活かさず見事に得点0で終戦。

1.
スタメンを見てビックリしたわ。5度見したわ!
最近はロングボールを蹴るだけしかしないのだから、それならセカンドをしっかりと拾える、ボールホルダーにプレッシャーを掛けられる「ヤル気のある」選手を起用するべき。あれだけ走れない選手ばっかりなのに、また同じメンバーで臨むとは思いもよらなかった…。靴1足分どころか、パトリック2人分ぐらい寄せてないけど、どうなん?

そりゃチームの士気も上がるわけないですよ。なんの活性化も無い。「まず守備から」なら前線からの守備はどうしたん?なんで後ろでずっと待ち構えてるん?

2.
「ロングボール」て。「ロングボール」て!
状況判断が悪過ぎでしょう。ただ、これはどちらかというと、そんな悪手を愚直に続けたフィールドプレーヤーにもその責任はあると思う。

「あれ?これロングボール駄目じゃね?」と、やってて分からないのか?何故そんな狂ってるとしか思えない指示を続けるのか。

唯一、GKの林だけでしたね。「ロングボールより繋いだ方が良い」と思っていたのは。だからゴールキックの時はDFにボールを預けたがっていましたが、野上、水本は逃げるように上がっていきます。あれ、怒りしか湧きませんでした。

どれだけ監督が「ロングボール」と言っても、グラウンダーで繋いだ方が良いならそうしていくべきでしょうし、青山ぐらいだったら分かりそうなものですけどね。そこの状況判断も悪過ぎるし、キャプテンとしては失格でしょう。

3.
『戦術パトリック』と揶揄されても、(馬鹿だな~。パトリックというストロングポイントを最大限に活かすために全員が有機的に動いてるのにな~)と思っていたのも昔。

今はただパトリック目掛けてボールを蹴るだけの文字通りゴミ戦術で、『戦術パトリック』と揶揄されても(違うわ!今は『戦術!お願いパトリック』だわい)と思う日々です。

言っておきますが、例え風が吹いてようが吹いてまいが間違いなく負けてました。それは枠内シュートの数でもそうだし、攻撃の組み立てを見ても一目瞭然です。なので「風がー」という言い訳は無用。普通に弱かったです。

そんな弱いチームでも不動のメンバーで臨むという城福監督のメンタルも相当ヤバイと思います。森保監督だったとしてもさすがに何人かメンバーを代えているはず、のレベルでも動いてこなかったのは、違う意味で凄いです。

残り5試合。
どういうメンバーで臨むのでしょうか。それによっては来季は残留争いを視野に入れて覚悟しなくてはいけないと思います。個人的にパトリック、柴崎、和田、水本辺りは一回外れるべき。

もう少し柔軟に、強気で、試行錯誤して欲しい。もし次節も同じメンバーならハッキリ言います。「今シーズンで辞めてくれ」

確かに残留争いだった昨シーズンからは思いも寄らない嬉しい日々を過ごさせてもらいました。しかし苦しい時での立て直しがこれだけ無為無策であるならば、今シーズン序盤での林の神セーブが無かったら間違いなく断トツで降格筆頭候補でした

それを思うと来季も「パトリックを活かす」4-4-2でずっとやっていくのはかなりの博打になってしまいます。
私の城福監督のイメージは「戦術の幅があって相手チームに合わせてしっかりと対策を採る策士」というイメージがありましたが、ガタガタになると何も出来なくなるのを見ると不安で仕方ありません。

目の前の「優勝」というエサに釣られて今のメンバーで「何とかして」みたいな事だけはしないで、来季を見据えた何かを見せてくれないと私の精神状態がよろしくないので、何か光明を見せて欲しい。

チームというより城福監督が試されていると思います。対応力を見せてください。


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