2018 第16節 サンフレッチェ広島 vs ガンバ大阪

夢の舞台も終わり、いよいよJ1リーグ再開。

前半戦の勢いのまま、このまま勝ち進んでいけるか。試金石となる一戦でしたが、結果は4-0の完勝。相手がほぼフルタイムで10人だったので「攻守で圧倒」というのは違うと思いますが、割り切って守備からのカウンター狙いというガンバに対して先制点をしっかり奪えたこと、緩めずに追加点を奪っていった事は評価できると思います。

まぁまぁ、ガンバには同情を禁じ得ない。
青山に対するファビオの足見せタックルは確かに危険でしたが、せいぜいイエローが妥当だったのではないでしょうか。(審判の判定基準をよく知らないから印象論ですけど)

この猛暑の中、80分という時間を10人でやるのは相当辛いでしょう。ましてファンウィジョを下げてアデミウソンを残すとか、倉田を下げるとか、正直なところ広島にとっては楽な展開に変わっていったな、と。

東口が「退場が原因ではない」と言ってましたが、あれだけ体力を奪われたらどうしても足が止まっちゃうし、競れなくなるでしょう。

ちなみにマテウスがかなり目立っていたので、マテウスを中心にチームを作ったら普通に勝てていける気がしました。

広島は豪雨災害の事もあり、色々と「勝たなくちゃ」というプレッシャーがあったとは思うのですが、それを力に変えて走り切りました。

相手の人数が少ないという事もあり、ほとんど攻める時間が続いたのですが、しっかりと4点を奪った事は凄いと思います。相手が少なくなると「逆に引かれて攻撃が停滞する」という事はよくある事ですが、それを感じさせない程、決定的チャンスを何度も作っていました。

特にサイドのところ。両サイドともですが、2~3人が絡んで最終的に突破していくのは練習の成果が出ていたのだと思います。柏はそれに加えて単独でのドリブル、カットインとかあるから、これはなかなか相手も対応が難しかったでしょう。

工藤が動いた後のスペースがポッカリ空いているのに誰も使っていないのが勿体ないと思っていましたが、それ以外は良い連携からの良い崩しが見れました。

完勝した事もあり、(当然ながら)全員良かったのですが、なかでも青山の落ち着きと捌き、稲垣の運動量、パトリックの決定力、和田のインテリジェンス。これらは目立っていました。

負傷交代の野上だけは心配だけど、それ以外の交代選手(川辺、ティーラシン)も自分の持ち味というのをしっかりと出してくれたと思います。あ、千葉ちゃん復帰おめでとう!!

連日猛暑の中、J1リーグ再開でいきなり連戦のハードモードになりますが、しっかりと疲れを取り次戦に臨みましょう。

頑張れ!サンフレッチェ広島!!

最後に丹羽の移籍について。
本当に感謝しかない。昨季の苦しい時期に来て、ピッチ内外でチームを鼓舞し続けてくれた。残留できたのは丹羽の力も大きかったでしょう。

今季はケガで出遅れたものの、ようやくこれから試合に絡んでいけそう、と思っていた矢先に出ていかれるのは辛いです。けど、ガンバ時代の恩師、長谷川監督の声掛けなら仕方ないかな…。

ただただ感謝!(そして広島戦の時は大ポカをしててスパイしてくれても良いんだよ)


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