「君の名は。」を観た感想

描写が美しいですなぁ( ^ω^)・・・
普通に面白かったけど、ここまでもてはやされる程の傑作なのか?というと「どうだろうか?」と思いました。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

それと比較対象として以下の作品のネタバレも含みます。

【Life Is Strange】(ゲーム)
【いま、会いにゆきます】(映画)

ネタバレ祭りですが良いですか? 良いですね?

最初に書きましたが「普通に面白かった」と思います。10点満点でいくと6点ぐらい?

4点引いた理由としては後半がモヤっとしたからです。
私的には2人の時間軸がズレているという事実までがクライマックスでした。クライマックスというのは「シナリオとして」です。

日記を書いてるのに日付に気づかないのかよ、とかいうのは「まぁまぁ、それを言っちゃうと…」となるので、まぁ目を瞑りましょう。それよりも同時期だと思っていたところからの急展開の方が物語としてワクワクしました。

が、それ以降で急に出てきた「記憶喪失」というのがモヤっとするんですよね。

事実を知ったから記憶を失ったという解釈なのかな?
それまではちゃんと覚えていたのに突然「あれ?俺なんでここに居るんだ?」状態になるのがおじさんの頭ではイマイチ理解できなかった。

それと同時に「あ、これ最後に記憶を失った二人が出会ってお互いに「君の名は?」とか言って終わるパターンちゃうん」とか意図が透けて見えちゃったのが一番残念だった。

その時点で、映画のタイトルに意味を持たせるという意味では「いま、会いにゆきます」に遠く及ばないかなぁと比較しちゃいました。

「いま、会いにゆきます」も映画の最後に、ある人物が実際に語るセリフなのですが、そこに込められた「固い決意と深い愛」に比べると薄すぎるかな、と。

もう一点が500人近くが死亡した事件で、そのほとんどが生き残れたという事。

これは最近PS4のフリープレイでやった「Life Is Strange」に引っ張られてるんですけど、このゲームは時間を操れる主人公が親友の命と数日後にやってくる竜巻から街を守る為に奮闘する、というアドベンチャーゲームです。

シナリオが凄く良かったので最後まで楽しめたのですが、結論から書くと「死ぬはずだった人の命を救ってしまうとどこかでその代償を払う必要がある」というジレンマを描いたゲームです。

そういうゲームをやった直後だから「500人も運命を変えたらどこかで何かが起こらないといけないよな」とか思ってしまうんです。ただ、これはゲームのシナリオの方が「面白い」「腑に落ちる」というだけの話で、別に「君の名は。」に罪はないです。

むしろ私の持論として「映画はハッピーエンドであるべき」なので、そういう意味では「君の名は。」の方が良いエンディングだと思います。単純に「Life Is Strange」の方がスッと胸に入ってきただけで、それに引っ張られただけです。あしからず。

あとはあれですね、「期待し過ぎてほにゃらら」というやつです。

変に構えず、頭を空っぽにして観れば面白いと思いました。


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