W杯 アジア2次予選 vs シンガポール(アウェイ)

あー勝ってしもうた…。

どう考えても実力差があり過ぎるから勝って当たり前なんですけど、事件は起こらなかったか。

私の大嫌いなスポーツライターで杉山茂樹という人がいます。
いわゆる典型的な「欧州最高!!ヨーロッパ万歳!!」の人で、読みたくないのに刺激的なタイトルに釣られて、コラムを読んで「え?何この論調?」という違和感しか感じられず、書いた人を見ると「杉山茂樹」という名前で納得という、いつも3段オチで終わる人です。

そんな人が書いた新しいコラムですが、初めて一部分だけ共感できる部分がありました。
(以下、引用)

タイムアップの笛が鳴った瞬間、しかし、不満そうな表情を浮かべた選手もいなかった。

いつの間にか日本代表は、W杯アジア2次予選のレベルにすっかり埋没してしまった感じだ。この試合を中継していた日本のテレビがどう伝えたかは知らないが、もし大喜びだったとすれば、このレベルにメディアも居心地のよさを見出していることになる。その影響を受けやすい国民もしかり。

引用元: 「アジア2次予選レベルに埋没。この勝利を喜ぶ日本代表に成長はない」

本当、その通り。

私はまとめサイトが好きだったり、ヤフコメとかも読んだりするんですけど、いまだハリルホジッチを擁護する人が多くてビックリするんですよね。

曰く、「今の日本代表だったら誰が監督をしても同じ」
曰く、「選手が下手なだけ。ハリルホジッチが可哀想」
曰く、「サッカー協会が悪い。それに敢然と噛み付いたハリルホジッチはさすが!信用できる!」

最後のどうしようもない妄信的な信者は捨て置いて、「選手が下手」「選手が悪い」「選手のレベルが低い」という人は恐らくサッカー日本代表しか見ないライト層だと思います。というか、Jリーグのテレビ中継や欧州リーグのテレビ中継がほとんどない日本では、熱心な人以外はほとんどの人が「日本代表だけは見る」ライト層でしょう。

そんな日本代表しか見ないライト層に断言しましょう。

チームの出来は監督次第!!

一番良い例は2015年の鹿島アントラーズです。
リーグの前半戦だけを見ても17試合して6勝しかしてません。ところが後半戦、途中から監督が代わると16試合で既に11勝です。ナビスコカップの決勝を見た方がいるかもしれませんが、強い鹿島が戻ってきてます。

悪い例だと鳥栖です。
2014年の鳥栖は尹 晶煥(ユン・ジョンファン)という監督の下で年間順位5位でした。34試合して19勝。首位とは3ポイント差しかありませんでした。ところが2015年、森下監督に交代してからは33試合して9勝、年間順位も11位と冴えない成績となっています。

大事なんでもう一回書きます。

選手を使いこなせるかどうかは監督の力なんです!!

プレーするのは確かに選手ですが、活かすも殺すも監督次第です。もちろん人選も監督の能力です。

ちなみに「やっぱりアギーレの方が良かった」という声にも疑問符。ザッケローニ監督の遺産を食い潰してただけでしょう。しかもアジアカップ敗退してるし。

2次予選とはいえ結果を出した以上、クビにはしにくいです。世間体もあるしね。
しかも次はカンボジアですから更に負けるとは思えない相手です…。

はぁ…日本代表の未来が暗いよ。


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