2nd 第12節 清水エスパルス vs サンフレッチェ広島

「すわ!青山、復活か!?」の巻

首位争いをしている広島と残留争いをしている清水の一戦は得点だけを見ると如実に現状が顕れている結果となりました。

実際は1-3とするまで清水の時間帯の方が若干多く、「林が居なければヤバかった」という決定機を何度も作られていました。特に後半20分にチョンテセに決められてからの勢いは圧倒されてしまいました。

清水としてはこの時間帯で同点にしたかったのでしょうが、決定力の無さが災い。更に浅野に2得点を決められて万事休す。まぁあれだけ簡単に出し抜かれるDFが居てはちょっとキツいでしょうね。完全に個の力が劣っていたんだと思います。決定力の無さと守備陣の脆さ。こちらにとってはありがたい話ですけど…。

対する広島。結果だけを見ると「1-5」という大差での勝利だったものの、後半1-2と詰め寄られてからの10分間は冷や汗モノ。実際、浅野が75分に追加点を奪い1-3としてからはチームに余裕が生まれましたが、試合を通して守備陣は全員落第点だと思いました。

水本、塩谷、千葉、カズの守備陣はセットプレーで出し抜かれる、ボールの寄せの甘さ、競り合いの弱さは目に付きました。相手が調子の悪い清水だから良かったものの、上位陣には通用しない守備だったと思います。ギリギリのところで相手のシュートコースに入ってブロックしてますが、そもそもそこまでやられてるのが問題かと。

柏とミキッチもダメだと思ったのですが、攻撃面での貢献度と運動量の多さを考えると悪かったとは思えません、というか良かった。ミキッチのドウグラスへのアシストとなるカウンターからの完璧なパスもそうだし、柏の突破力も最後まで活きました。

逆に攻撃陣は好調。柴崎はCKで水本のゴールを演出した以外は行方不明だったのですが、先程書いた両サイド、ドウグラス、青山、浅野辺りは完璧かと。

特に青山が久し振りに輝いた気がします。後ろに戻すのではなく攻撃の推進力を上げるパス、それも相手がコントロールし易く、かつスピードを落とさない正確なパス。これぞ青山!というシーンが何度もありました。これは次節のFC東京戦に向けて吉兆。頼むからこの調子を維持して欲しい。

浅野は途中交代後に失点して、完全に相手にペースを握られる難しい展開の中、よくゴールを決めてくれました(というかアシストは林ですからね、これこそカウンターの極み)。本人は先発したいんだろうけど、今の起用の方がより活きる感じがするし、何より結果を出してるから難しいところですね。

森保監督の采配ですが、ミキッチに代えて清水とは渋いわ。
あと試合が1-4で余裕が出来たから?野津田が入りましたが、もう少し早く投入してもらいたかった気がします。別に不満はないけど。

というわけで、なんとか今節は勝利。
2ndステージの首位は堅持するものの、年間首位にはまだ追いつけず。負けられない戦いが続く中、次節はFC東京戦。年間首位を争う上でも負けられない相手です。気持ちで上回って勝ちましょう。頑張れ!サンフレッチェ!


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