第26節 サンフレッチェ広島 vs アルビレックス新潟

ここまで5試合勝ちが無い広島。
この悪い流れで果たして森保監督はどういう手を打ってくるのか。監督としての資質が問われていると思っていましたが、頑なにレギュラーメンバーを固定。選手の奮起を促した結果、2-0で勝利。久し振りの勝利となりました。

まずは勝てた事。そこが何より重要です。もしかするとこれが自信を取り戻すキッカケとなるかもしれません。

久し振りに戦っている高萩を見ました。先制点も球際で「絶対負けない」と争った結果、競り勝ったシーンから生まれたゴール。まだまだ緩い部分があるにせよ、ボールを取りに行く時は今までよりも本気で取りに行ってました。

そして石原の存在感。豊富に動き回り、闘争心あふれるプレーと冷静な判断で2アシストは見事。決定機を一回逃したのは反省点だと思いますが、それ以上の活躍をしたかと。

ファン・ソッコも(便利屋みたいな扱いになっていますが)与えられたポジションでしっかりと仕事をこなす有能ぶり。今の左サイドは絶対的なレギュラーが居ないので定着してくれるともっと良くなってくると思います。

逆にDF陣。塩谷、千葉は良くなかったと思います。特に千葉ちゃんは気が抜けたプレーが多かったかな。セットプレーでは相手に寄せられなかったり、ボールが足につかなかったり、パスがなかなか通らなかったり…。結果は無失点でしたが新潟の稚拙な攻めに救われた部分が多かったと思います。

森崎和幸は一言、「凄過ぎ」とだけ。

という事で久し振りの勝利。喜ばしい事ではありますが正直、気持のモヤモヤは残ってます。

その最たる原因は「根本的な解決が全く為されていない」という事。結局、選手が頑張った、で終わった試合。もし、これまでの3試合のように先に得点を奪われていたら果たして結果はどうなっていたのか?断言できますが良くて引き分け。かなりの確率で負けていたでしょう。

修正力という点において、これは森保監督が決定的に劣っている部分です。

新潟の柳下監督がウチの事をどうこう言ったらしいです。やれ、つまらないサッカーだとか。やれ、ホームチームなのにボールを取りに来ないとか。

思うように試合が運べなかった負け惜しみにしか聞こえないし、広島の戦術を全くスカウティングせずにやってきたの?バカなの?としか言いようがないのですが、相手の言い分に共感できる自分も居るわけで…。

勝ちという最高の結果を出したホームゲーム。
これは揺るぎない事実で、まだ優勝争いに絡めるチャンスは持っています。

ただそこに隠されて、昨季から全く変わっていない(マイナーチェンジすら無い!)「先制されたら負けパターン」の戦い方をしっかりと考えていかないと「つまらない + 勝てない」サッカーになってしまうというリスクは孕んだままです。


レシピブック(レシピ登録アプリ)
手書きノート(メモ登録アプリ)

投稿日

カテゴリー:

ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です