第1節 ガイナーレ鳥取 vs FC岐阜

さて新監督での初戦となった2012年の新生ガイナーレ鳥取。

どんなチームになっているのか、不安と期待の入り混じった目で観てましたが、残念ながら不安の方が大きくなった試合でした。

序盤15分頃までは「ホームだからガンガン行こうぜ!」という思惑の見れる岐阜の気概を逸らすようなロングボールによって効果的な戦い。「なるほど、最初はそういうやり方で相手のラインを下げさせてからスペースを使って有効に攻めていくのかな?」というワクワク感が広がってきたのですが、20分過ぎて相手が慣れてきてもとことんロングボール一本。

おや?これは一昔前の古典的なJ2デスか…?((・(ェ)・;))

こちらの戦いに慣れてきた岐阜は徐々にボールを持てるようになり、逆に鳥取は自分達でボールを持ってもロングボールをすぐ蹴ってしまうので、なかなか落ち着く事ができません。

前半は序盤の良い時間帯に先制したガイナーレですが、その後に2失点で逆転されます。後半16分には相手のオウンゴールで同点。お互いに良い時間帯があるも決め切れず試合はそのままドロー。

アウェーで勝ち点1というのは悪くないとは思いますが、試合内容がどうもしょっぱいというか、昨年のガイナーレの培ったものを全て捨てているというのはどうか、と。(まぁ培ったものといっても散々な成績ではありましたが…)

後半、たまに良いコンビネーションを見せるものの、試合を通じてロングボールが多くてなかなか自分達でボールを保持する時間を作れなかったガイナーレ。ロングボールが駄目なんじゃなくて、もっと効果的なロングボールの使いどころを選ぶ必要があると思います。

また展開を変えるための交代も見られなかったのも少し不満がありましたね。

という事で選手ですが、実信はチームがロングボール主体になったから?雑なパスが多くてリズムを作れていませんでした。それから一番悪く見えたのは新加入の柳楽。守備ではそこそこでしたが、何しろ蹴るボールがほとんどロングボールの上、アバウト過ぎてせっかく奪ったボールも直ぐに相手に渡すという残念な感じ。あれはアカンやろ…。

逆に見違えるぐらい良く見えたのが鶴見。効果的なドリブルと裏への飛び出しとか良い動きを見せてくれてました。けど彼の場合、試合を追うごとに劣化していくので予断は許しません。あと良かったのは美尾ぐらいかな。飛び出しは良いけどその後が…というプレーが多かったですが。
それから福井はちょっとプレーがラフ。球際を激しくいくのは良いけど、正当なプレーでするべき。あと決定的なシーンが一度だけあったけどあれを決めないと。猛省が必要。でも動きは悪くないと思います。

今年のガイナーレは監督が変わり、戦い方もガラッと変わってしまった印象を受けます。
まだ一戦目なので何とも言えませんが、今節のような戦いだと退屈になってくる気がします…。まぁ、まだ一戦目ですから。

次節に期待!


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