ガンバに5失点で敗れたサンフレッチェ。
ようやく一週間の長い休みが取れたので、リフレッシュして臨めると思ったのも束の間、序盤から大宮の猛攻に圧倒され、ギリギリで凌ぎきった試合となりました。
特に前半の30分はドブに捨てたような、いやボールを捨てるようなプレーばかりで、前に行こうとした瞬間にカウンターを喰らい、全く試合をさせてもらえない状況。その中心にいた中島。
実況と解説の人は「ケガでもないのに代えてきたね。」と言ってましたが、まぁ大宮中心の解説だからそうなるよね、と思いました。実際には全てのパスミスは中島といっても言いぐらい群を抜いた酷さ。リズムを全部壊してました。
さすがに堪りかねたペトロヴィッチが代えたのも頷けます。本当はもう少し青山の登場を引っ張りたかったんだろうけど仕方なし。観てる側からしたら「さすがミシャ!」なんですけど。
そこからは青山を中心に盛り返してきたサンフレッチェですが、今度は前3人の連携の悪さが目立ちました。
私の恐れていた「ムジリ先発」が本当に実現してしまい、前からのプレスはほとんど皆無。その上、ムジリは李と相思相愛なのか知りませんが、二人で崩そうとして奪われるシーンがてんこ盛りでガックリする事この上なし。
絶好調の時は「李と寿人」だったのに、なんでこんな事になったの?2人の距離感が悪すぎ。
といった感じで、ほとんどの時間を大宮に支配され、終始体を張った守備に奮闘するハメになるサンフレッチェ。
後半開始早々、珍しくセットプレーで点を入れた虎の子の1点を守りきり、連敗を阻止。なんとか勝ち点3をゲットしました。
さて、大宮アルディージャですが、さすがの鈴木監督。良いチームに仕上げてます。
特に東選手。めちゃくちゃ良い。是非サンフレッチェに!李天秀選手も苦しめられましたし、村上選手は川崎F時代から嫌らしい選手でした。
ただサンフレッチェ的には藤本選手が先発じゃなかったのが助かったかも…。あの人出てきたら、やられるイメージしかない。
で、我らがサンフレッチェですが、正直勝ちはしたけど負けた気分だなぁ、と憮然としてましたが、他の上位チームが軒並み引き分けや負けになってたので今節の勝ちは物凄い大きいものだと実感しました。
長いリーグ戦。こんな試合もあるさ。(もう既に2~3試合、観てる気もするけど)
何よりJ’s GOALのペトロヴィッチ監督のコメントを読む限り、しっかりと今回の戦いについて把握しているのを感じ取れましたのでまだ希望があるかな、と。
選手ですが、中島。目を覆いたくなるぐらい酷かったですねー。
ただこれまでの実績からして信頼は揺るぎないので、しっかりと休養してリフレッシュしてください。
今回は横竹に変えて盛田。
高さを活かして、ヘディングシュートを決めましたが、それ以外でも存分に働いてくれました。横竹よりも対人に強いし、もっと出来そう。期待してます。
私の寿人びいきが酷いのかもしれませんが、前3人はムジリを外す、もしくはムジリと李を外す方向になってみないかしら?代わりは高萩と山崎。全員よく走るし、距離感も良くなりそうです。
山岸はここ何試合か出てますが調子が上がってきませんね。まだ服部の方が良さそうです。
まぁ試合内容はアレですが、勝ったところは純粋に評価して、次こそサンフレッチェらしいサッカーで内容も伴うようにしてもらいたいですね。
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