2017 第20節 ジュビロ磐田 vs サンフレッチェ広島

勝てばオッケー。そう勝てばオッケーなんですよ。

前節、最低点を付けた高橋が経験の浅さを露呈してPK献上とか、同じくロペスが何戦もやってるのに全く周囲と連携が取れない上に精度の低いPA外からのシュートでチャンスをつぶすとか、相変わらず柴崎は枠外かキーパー正面以外はシュートしないとか。

でも、勝てばよかろうなのです。今は。

ましてや前節と同じく内容も伴っていました。
磐田のダブルボランチが居ないというのを差し引いても完全に広島の試合だったと思います。怖かったのは中村俊輔のフリーキックぐらいで特に後半、最後に重心が守備に傾いたけど殆どの時間を支配出来ていました。

気掛かりなのは治らない失点癖。
一失点目は俊輔の個人技+高橋のレベルの低さなので仕方ないにしても、2失点目のシーンは中林に止めて欲しかったし、そもそも千葉ちゃんが相手に寄せれてなかった。

しかも同点に追いついた直後、相手の注文通りセットプレーでやられるという、完全に負けパターンでした。「戦術パトリック」が無ければ間違いなく負けていたでしょう。

常に追いかける展開で自分達をしんどくさせてしまっているのは課題。ここはもっと気を引き締めるべき。

が、とにかく勝った。何度も書くけど、これが大事。
しかも内容も良かった。これで選手は自信を持てるし、潮目が変わる。

実際、柏の同点シュートはギリギリ枠内に入った。ロペスの勝ち越し弾はキーパーの守備範囲だったけど鋭い球足でゴール枠内を貫いた。
逆に磐田の最後のシュートはバーを叩いて外へ出ました。その違いは、つまり「気持ち」なんだろうと思います。(別に磐田に気持ちが無いわけじゃなく、広島の方がより「勝ちたい」「決めたい」気持ちが強かったという意味です)

千葉ちゃんも自身が絡んだ2失点目まで腑抜けたプレーでしたが、そこからが違っていました。体を当てて相手の自由を奪う、ゴール前でフリーにさせない。どこでも良いから体を投げ出してゴールマウスから遠ざける。一つ一つのプレーが凄かった。もっとも最初からその気迫が欲しかったところですが…。丹羽しかり、高橋しかり、よく体を張ったと思います。

丹羽はやっぱりセンターバックじゃなかろうか。たまに攻撃で出てくるけど明らかに困ってる感じ。ドリブルで抜くタイプでもないし、クロスを上げるのも慣れていないでしょう。素直に丹羽はセンターバック、柏に右をやらせる方が面白いと思います。そうなれば水本はベンチ、前のところは森島(茶島、バーンズ)にすれば良いと思う。

それにしても最後まで鼓舞する丹羽は本当に良いですね。ああいうタイプは広島に無かったし、あの気持ちが千葉にも乗り移ったんじゃなかろうか。

あと青山とパトリックの関係がビックリ仰天。よく青山はあそこまでパトリックのタイミングを捉えたな。寿人を彷彿とさせました。パトリック獲得に懐疑的でしたが、ここまで活躍するとさすがに手の平返ります。ありがとう、ありがとうパトリック。こんな下位チームに来てくれてありがとう。

他にも色々書きたい気持ちもありますが、久しぶりの勝利。そこを喜びましょう。

残留争いをするであろうチームと比べると、やはり広島の方が良い選手は揃っていると思います。しっかり一戦一戦を戦っていけば地力で勝るはず。まずは15位圏内を目指して、全員で勝ち点を狙いに行きましょう。

ここから。ここから巻き返しです!頑張れ!サンフレッチェ!


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