第16節 サンフレッチェ広島 vs モンテディオ山形

順位の差がそのまま出た試合でした。

試合序盤は山形の前線からのプレッシャーに慌てる広島。寝起きを叩き起こされたかのような、ピリっとしないサンフレッチェでしたが、林のビッグセーブで相手の攻勢を0に抑えると、20分過ぎにいきなり試合が動きます。

最近、パスミスが目立つ青山。この試合でも目を覆いたくなるプレーが多かったものの、久し振りの寿人への痺れるようなドンピシャパス。それを寿人がワントラップ、相手GKが寄せる前に足を振り切り冷静にゴールを沈めます。まさにエースストライカー。

落ち着きを取り戻したチームは、その後はお祭りのように寿人のハットトリック!柴崎のゴール、ダメ押しの野津田のゴールで5-1とワンサイドゲームで試合を終えました。1失点は余計でしたが、林が居ないとあと2~3点は取られてたと思うので、そう考えると1失点で済んで助かったとも言えるのかな?

という事で寿人。今季は2桁得点は無理かな、と思ってましたがここに来ての固め撃ち。もしかすると今季でJ1最多得点を狙える可能性すら浮上してきました。いや、とにかく寿人が決めて勝ったのは気持ち良い事です。というか、今節はフル出場でも良かったのではないでしょうか?森保監督の60分辺りの寿人→浅野が定型化してますが、もう少し考えても良いと思います。

DFでは佐々木ではなく宮原という選択。ポジション的には宮原の方だったので仕方なしか…。ただ宮原も無難に守備をこなしたと思うし、時折勇気を持ってボールを持ち出してもいたので塩谷の代わりとしては及第点だったと思います。

浅野、また2回あった決定機を逃しました。最後に野津田が冷静に追加点を奪った時に悔しさが顕れてましたね。自分の不甲斐なさを感じたのだろうし、まして出場時間が短い野津田の方がワンチャンスをモノにしたのが悔しかったのか。まぁ猛省するしかないでしょう。

むしろここから試されるのは森保監督じゃないでしょうか。
やはり短いながらもしっかりと結果を出した人間を優先するのは本人のモチベーションの為にも必要かと。ポジション、タイプは違えど同じ1トップ2シャドーのメンバー。次節、交代を規定路線の(60分)寿人→浅野ではなく(60分)柴崎→野津田にしてみるのが大事な事だと思いますけどね。まして野津田は自分の弱点である球際の弱さすら克服してレベルアップしてるし。努力を結果で示してる人間は報われるべきです。頼みますよ、森保監督。

さて、1stステージも残すところあと1試合。1stステージの優勝は浦和で決まってしまいましたが、相変わらず広島は勝ち点差5で2位という良い順位にいます。最終節もしっかりと勝ちきって少しでも勝ち点を積み上げていきましょう。

頑張れ!サンフレッチェ!


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