天皇杯 準々決勝 サンフレッチェ広島 vs ヴァンフォーレ甲府

守備の堅い同士の対決とあって展開の速いゴール前での攻防というのはなかなか見れませんでした。が、決して面白くないわけではなく、少しでも気を抜くと一気にやられるような、緊迫感のある試合だったと思います。

延長を含めた120分で決着が付かなかったものの、最後はPKで3-2と薄氷の勝利。まだまだ2013年を楽しめる事になりました。

という事で試合内容ですが、まず甲府の城福監督、やっぱり良いっすわー。
個人能力では広島の方がほぼ上だと思うのですが、チームとしての意思統一や戦術理解度で広島に真っ向勝負。ギリギリまで追い詰めたものの、最後はPKで涙する事に。広島が獲得を狙っているという噂のある柏選手。確かにサイドの攻防ではこちらの清水を全く寄せ付けず、鋭いドリブルで何度もヒヤリとさせられました。欲しがる理由も分かります。

それ以外で目立ったのは新井選手、石原選手、青山選手かな。運動量も多く玉際での競り合いも迫力ありました。

今季のリーグ戦、城福監督のやりたいサッカーが何となく分かるんだけど選手の能力がそれに追いついていない、というのが感じられたホームは完勝。アウェイでは路線を変更した甲府がチームとしてのまとまりを見せて完敗。そしてこの天皇杯。来季、このチームを継続させ且つ選手に少しの上積みがあれば台風の目になりそう。というか、広島にとっては苦手となるチームが増えそうな予感です。

さて、我らが広島。
相手がスペースを埋めて守ってくる中、それでも強引にこじ開けてチャンスを作ったり、120分走り負けなかったり、繋ぐところは繋ぐ、一気に速攻にいける時は行くという戦術的なメリハリ。どれもこれも王者に相応しい戦いぶりだったと思います。まぁ、王者といえる程の強さを備えていないからこそ走り負けなかったのかもしれないけど。

リーグ連覇してから色々と忙しかったと思いますが、それを感じさせない締まった試合をしてくれました。特に高萩は「リーグでそれぐらい頑張ればいいのに」というぐらい守備でも目立ってました。でも肝心のパスが無理すぎたり合わなかったり、クロスの質も相変わらず良くなかったりとプレー自体は60点だと思いましたけどね。判断が悪すぎでした。

寿人、ようやく仕事してくれました。あのトラップからのシュートの流れは芸術品。映画の主人公がやりそうなプレーでした。ただそれ以外はポストプレーでもボールを失うシーンも多く、まだ本調子というわけでは無さそう。でも願わくはこの天皇杯は寿人のゴールで勝ちあがっていきたいですね。

ミキッチは完全に封殺されてました。仕方なし。それでも何度かチャンスを作る辺りはさすが。120分、よく頑張ったね。

清水は15点。昨季のような思い切りの良さも消え、絶妙なポジショニングの守備もなくなり、淡白なプレーで対面の柏選手に実力の違いを見せ付けられ続けた70分間だったかと…。正直、来季の契約はあるだろうけど来季以降はどうだろうか。頑張って欲しいが、長い時間ピッチに立ってあれだけのプレーしか出来ないようだと厳しいと思います。ビビらずに走り続けて欲しいところ。

西川、失点シーンは珍しく躊躇した分だけボールに触れなかったですね。あのプレーは残念だったけど、後半の決定的なシュートをキチっと止める辺り、そしてPKでの存在感。さすがの守護神。浦ピーレッズへの移籍が噂されてますが私は無いと信じてます。1年契約はいつ大分に呼ばれても帰っていけるように、だと思います。

そして私の今季個人的MVPである森崎和幸。ファールをしないボール奪取を何度決めた事か。この試合でも存在感がハンパなかったです。

森保監督、なかなか良い交代をしてくれました。最後は4バックを試したりしてましたが、ああいうのは好感が持てます。

あくまでウチのベースは3バック。その中でシステム的な停滞を起こさない為に基本戦術に影響を与えない程度の戦術の幅を広げていくのは良い事だと思います。来季はそういうのも、少しずつでいいから見てみたいです。

さて、そんなわけでいよいよ準決勝。
最近のFC東京を全然観ていないので分かりませんが、今のサンフレッチェはどこが相手でも互角にやれるだけの地力があります。元日決勝、そして優勝を目指して頑張れ!サンフレッチェ!


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