第6節 サンフレッチェ広島 vs サガン鳥栖

フルメンバーだとここまで強いですかそうですか。

未だホーム未勝利だった広島ですが、今季初と言っていいフルメンバーで戦った鳥栖戦は2-0というスコア以上に相手を圧倒して会心の勝利を挙げることが出来ました。

現在の上位チームに勝てるか?となると、まだ疑問符は付きますが、それでもこの試合では玉際の激しさ、セカンドボールの意識、前への推進力で同順位の相手に完勝する事が出来ました。ミキッチが躍動し、青山が展開を変え、森崎和がバランスを取り、山岸が仕掛け、高萩がリズムを生んで、佐藤寿人がストライカーの本領を発揮。熟成された広島の旨みを存分に味わう事ができました。ゴチです。

という事で、まず寿人。直前の2試合でどうも「アカンなぁ」と思ってましたが、なぜか今節ではいつもの寿人に戻ってました。決定的シーンに顔を出すのはもちろんの事、何気に「上手いな」と思っている楔の役割でほとんどボールロストせず味方に繋ぐし、塩谷のチャレンジにはしっかりと拍手して「良いよ!」と乗せてあげる事も忘れない。さすがキャプテンです。

その塩谷。前節あたりから積極的なチャレンジが目に付きます。昨季、短い出場時間ながら見せてくれた強烈に印象に残ったプレーがようやく戻ってきた感じ。このまま続けて欲しいですね。千葉ちゃんもいつもの如く安定感あります。彼の場合、良いプレーが当たり前になってるから書く事がないんですけどね。
逆に水本は心配。パスも冴えないし、対人守備でも負ける、らしくないプレーが目立ちます。少し休ませてあげても良いかも。

両翼、山岸とミキッチはキレキレ。特にミキッチのサイドは独壇場。あそこまで蹂躙できるか、というぐらいの暴れっぷりです。対する山岸もベテランらしい良い動きです。ほとんどが攻撃のターンだったので守備の軽さが見れなかったのも良かった。前が塞がれた時、簡単に後ろに下げるのでなく、積極的に仕掛けるのも状態の良さが現れてるのかな。ほとんど抜けなかったけどね。清水が戻ってきても、ちょっと今の山岸の状態だとなかなか出場できないかもしれません。

カズが後ろで構えてると安定しますね。地味に積極的に前線へ守備に走る事もあったり、ゲームの組立てと守備での貢献度がさすが。そして青山。岡本も良いけど、やっぱり青山です。視野の広さと局面の打開に長け、中盤の底から山岸やミキッチへのロングフィードがズバズバ決まるあたり、痺れます。高萩、石原は千葉ちゃんと同じで問題なし。

そしてこの試合では森保監督の采配も良かったですね。
交代枠が山岸→パク・ヒョンジン、ミキッチ→ファン・ソッコ、青山→岡本。ヒョンジン、ソッコにサイドを慣れさせるという意図が伝わるし、野津田ではなく昨季まで鳥栖に在籍していた岡本を出すのも憎いですね。ヒョンジンは少しずつ慣れてきて持ち味を発揮しているんじゃないでしょうか。あとはクロスの精度を頑張ってくれれば。ソッコは慣れないサイドでしたが、普通にこなしてましたね。セカンドチョイスとして充分ではないでしょうか。岡本は4~5分だけでしたが、積極的にシュートを狙うなど気持ちの高さを伺わせました。

そんなわけで今節に限ると水本以外はダメな箇所が見つからないぐらい結果も内容も完璧だったんじゃないかな、と思います。「過密日程による総力戦=一気に4~5人のメンバーを入れ替え」によるチグハグさが目立ち、本来の広島らしさが出せてませんでしたが、フルメンバーが揃うと昨年の優勝はフロックじゃないと証明されたような試合が出来ました。

ACLの予選敗退がそのチグハグさの犠牲になってしまいましたが、ここから気持ちを入れ替えてリーグ戦、ナビスコカップ、天皇杯を「しっかり」メンバーをローテーションしながら戦っていってくれれば、チームの底上げに繋がるんじゃなかろうか。

頑張れ!サンフレッチェ!


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